垣根涼介 文藝春秋
『君たちに明日はない』に関して、垣根氏は「今までの小説とは違うタイプのものを書いてみた」などと書いていたように思う。確かにこれは『君たちに~』とは全く違う。
ポルノ小説かと勘違いするほどポルノチック(『君たちに~』も多少エッチだったが)で、残虐シーン満載。その上、現金と麻薬の強奪が舞台。とってもハードで肩がこりそう。実際、こった。でも、登場する男たちはカッコいい。柿沢とか、桃井とか。屈辱を受けることに耐え切れず自信がありそうでない、あっくんとチキートには、妙に人間らしさを感じる。干物みたいにぺっちゃんこになった死体も出てくる血まみれの話なのに、読後がちょっとさわやかなのはなぜだろ。それぞれの別れに、明日が見えるからかな。
最後に書かれた「シェガ・ジ・サウダージ」はポルトガル語。この曲からボサノバがはじまったと言われている、スタンダードナンバーのタイトルと同じ。邦題は「想いあふれて」。題名にもなっている「サウダージ」は「郷愁、とどかないものに対する憧れややるせない気持ち、家族や友人をなつかしむ気持ち、恋人を想う気持ち、自然に対する気持ち・・・といった感覚を表す言葉」だそうだ。人はひとりでは生きていけない、きっと。
曲に関してはこちら→http://hiyokomame.com/ottnet/bossa/chega.htm
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『君たちに明日はない』に関して、垣根氏は「今までの小説とは違うタイプのものを書いてみた」などと書いていたように思う。確かにこれは『君たちに~』とは全く違う。
ポルノ小説かと勘違いするほどポルノチック(『君たちに~』も多少エッチだったが)で、残虐シーン満載。その上、現金と麻薬の強奪が舞台。とってもハードで肩がこりそう。実際、こった。でも、登場する男たちはカッコいい。柿沢とか、桃井とか。屈辱を受けることに耐え切れず自信がありそうでない、あっくんとチキートには、妙に人間らしさを感じる。干物みたいにぺっちゃんこになった死体も出てくる血まみれの話なのに、読後がちょっとさわやかなのはなぜだろ。それぞれの別れに、明日が見えるからかな。
最後に書かれた「シェガ・ジ・サウダージ」はポルトガル語。この曲からボサノバがはじまったと言われている、スタンダードナンバーのタイトルと同じ。邦題は「想いあふれて」。題名にもなっている「サウダージ」は「郷愁、とどかないものに対する憧れややるせない気持ち、家族や友人をなつかしむ気持ち、恋人を想う気持ち、自然に対する気持ち・・・といった感覚を表す言葉」だそうだ。人はひとりでは生きていけない、きっと。
曲に関してはこちら→http://hiyokomame.com/ottnet/bossa/chega.htm
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