敬愛する勉強仲間がヒーローインタビューを受けていました。ひぇ~、なんか格好よくない?(イントネーション注意)
こういうのを読むと「チクショウ(失礼)、負けてられねぇ」と素直に感じるわたしは、やっぱりかなりの単細胞か。
敬愛する勉強仲間がヒーローインタビューを受けていました。ひぇ~、なんか格好よくない?(イントネーション注意)
こういうのを読むと「チクショウ(失礼)、負けてられねぇ」と素直に感じるわたしは、やっぱりかなりの単細胞か。
とうとう終わってしまった……。先生、皆さん、いろいろとありがとうございました! 通学期間中、かなりツライ時期もあったけれど(あっ、ちなみに今、どん底です)、なんとか最後まで通えたのも、皆さんのおかげです。当初は半分出席できればいいや、と思っていたのですが、気がつけば皆勤ではありませんか。ふ~ん、やればできるんだ、と妙に感心しています。
学ぶことは数多くありました。やはり何と言っても「翻訳に対する姿勢」と「翻訳者の責任」かな。壁にぶつかったら、何度でも「夏目組」を読み返して、腑を鍛えることにしましょう。
それでは、最後のCoCo流夏目組レポートをお送りします。
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●言葉の選び方
単語の訳語を考えてはいけない。例えば動詞であれば、目的語にあった動詞は何なのかを考える。どうしたらわかりやすくなるのかを考えれば、言葉はおのずと決まってくる。
●サザエさん
「サザエさんのテーマソングを聴くとブルーになる」と書くと、「なんじゃそりゃ」と感じる人もいれば、「そうそう、そうだよね」と感じる人もいる。翻訳では、「なんじゃそりゃ」と感じた人にどこまで理解してもらうのかも重要なポイントになる(もちろん、「なんじゃそりゃ」の人を切り捨てる選択肢もあり)。
●誤解される可能性
文章を書くときには、自分の意図したとおりにメッセージが伝わっているか、必ずいろいろな方向から出来上がった文章をチェックすること(これがなかなか難しい。熟成させる必要あり)。
●big word
「big word」と呼ばれる難しい言葉は、意味を限定することが多い。その言葉以外は考えられない、という場合を除き、なるべく和語を使うようにするとよい。
●翻訳者としての責任
翻訳者がやるべきことは何なのか。伝えなければならないのは文章なのか、それとも、内容なのかを常に自問自答すること。まず、読んでもらえなければ話にならない。「読んでもらえる文章を書く」→「原著者の意図を反映させる」
例えば、招待状を書いてみる。日本人向けに書くなら、日時・場所などを箇条書きにすればOK。ところが、それがイギリス人向けに書く場合、日本人向けの招待状をそのまま英訳すればおしまい、とはならない。キャッチーな言葉を使って、レター風に仕上げるのがベター。そうしないと、内容を伝えるどころか、文章を読んでもうらことさえままならなくなる。対象読者にどうすれば内容が伝わるのか――読者の目を引き付ける時点から、それを考えるのが翻訳者の責任である。
例えば、外国産の肉を日本で売り込む。どうすれば、日本人に食べてもらえるのか。味付けを日本人好みに、肉の質も日本人好みに変える必要が出てくる。翻訳も同じ。どうすれば日本人好みになるのかを検討・実践するのが翻訳者の責任である。
*ただし、文学作品では言葉自体が「本質」なので、むやみやたらに言葉を操作してはならない。
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●隔靴掻痒(かっかそうよう)→どの場面で登場したのかが記憶にない?!
靴の外部から足のかゆい所をかくように、はがゆく、もどかしいことをいう。(『広辞苑』より)
とうとう明日が最終回。なんだか、あっという間だったなぁ。明日は盛りだくさんだから、不用意な質問やコメントを差し控えて、師の予定通り授業が進むよう協力しなくっちゃ。自粛、自粛。 ●読みやすい文章、骨がある文章 正しい先入観を持って原文を読んでいるか。曖昧なまま読んでいないか。きちんと読み込めていないと、骨のないグニャグニャした訳文ができあがる。日本語に変えるときには、正しい先入観をはっきりと提示することが大切。そうでなければ、読み手が混乱する。少しでも筋道が通っていないと思ったら、原文と向き合うこと。決してあきらめてはいけない。筋道が通って見えるようになるまで、この解釈で間違いないと自信を持てるまで、あきらめずに読み込むこと。 ●象牙の塔(= la tour d'ivoire) 「(サント=ブーヴがヴィニーの態度を評した言葉)芸術至上主義の人々が、俗世間を逃れ、もっぱら芸術を楽しむ静寂な境地。また、学者などの現実社会と没交渉の研究生活」(『広辞苑』より) ●autonomy the ability to act and make decisions without being controlled by anyone else(OALDより)例えば、ビジネスの現場なら、上司の判断を仰がずに動く、とか。 ●ズームインとズームアップ 話をするとき、日本語と英語ではアプローチが違う。住所の表示方法を見れば一目瞭然である。日本語はズームイン。話をジグザグに進めながら、結論に到着する。英語はズームアップ。噴水のごとし。最初にバッと吹き上がって、あとは自然に落ちて行くだけ。アプローチの仕方にこれだけ違いがあるのだから、日本人読者により自然に読んでもらうには、翻訳者がわかりやすいように処理する必要が出てくる。
●『心理学のあゆみ』〔新版〕<有斐閣新書>
タイトルが示すとおり、心理学の歴史を知るのによい本だそうな。
●心理学のお勉強
経験科学⇒実験して確かめる科学。「経験科学でなければ、科学でない」とか?
行動心理学⇒心ではなく行動で判断
意識心理学⇒内省を重んじる
●きりんは首が長いけれど、馬は足が速い
人には持ち味がいろいろある。解はひとつではない。
●量的な差
「質的な差」とは違い、経験を積んでいけば縮められる差。知識があっても、実践で感じ取らなければ埋まらない。どこまでやればその差が埋まるのか、なんていうのはきっと愚問なのだろうな。でも、あまりにもできないと、そういう愚問が口をついて出てきそうになる。あぶない、あぶない……。
●ハードルが高くなっている
うまく訳せない、もっとピタッとくる文が思い浮かばないものか、きっと何かあるはずだ……訳していると、悶々としてくる。「at a glance」がいい例だ。
そんなとき、先生から救いの言葉が。「ハードルが高くなってるのではないですか?」ほぉぉぉ~、そういう前向きな解釈の仕方が残っていたか。4月からすでに5カ月。確かに、ハードルが高くなっていなければおかしい時期だ。きっとハードルが高くなっているに違いない、そう信じることにしよう。
久しぶりの夏目組の振り返り。今回のクラスはspecificな話題がメインだったので、前回のクラスを中心にまとめてみる。「なるほどねぇ、そういう見方もあったのか」の連発だったなぁ。
「どんなに難しい書でも何度もくりかえして読めば、意味が自然に明らかになる。熟読の必要を説いた言葉。」(『広辞苑』より)
●仕事は淡々と
一気に仕事をやると、終わったあとに脱力感が残り、次の仕事へとスムーズに移行できない。達成感のないような仕事のやり方がポイント。淡々と。
●レゴはデジタル
・analog:全く同じモノを再現する、なぞらえる、音の波形なら曲線に。
・digital:数字に置き換える、似たものは再現できるが、全く同じものは不可能。再現しやすい、加工しやすい。
●computation
数値計算を含む演算処理のこと。
●A and B
何も並列とは限らない。時間的前後関係を示すこともある。しかも、その順番はA→Bだけでなく、B→Aの場合もあり得る。該当の文脈をよく理解し、andがどのように使われているのか理解すること。
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L6Pでも、このandの使い方に頭を悩ませた。A and (then) Bで使われていると、A→Bと理解したくなるじゃないかぁ~!
●まず書く
わかりやすくしようとすると、説明が長くなるのは当然。まず伝えるべき情報を全て書き出して、整理してみよう。あるものから削る方が、ないものから足すよりも簡単。
●リスニングの効用
言葉を一つずつ理解しようとすると、全体が見えてこなくなる。例えば、目、鼻、口をバラバラにしてパーツを見ると、誰の顔なのかわからなくなるのと同じ。また、語順(言葉の位置)にこだわっていると、単なる言葉の置換えになってしまう。それを避けるためには、言葉を文脈で捉えるようにすること。トレーニングとしてはリスニングが効果的。ある一定の時間で意味を捉えようとするから。
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前回、痛いところをつかれた。「訳出がうまくできない、日本語をうまく書けないと悩んでいるようだけれど、実は内容をしっかり把握できていないのではないか」……御意……。そうなんだよね、やはり問題は原文読解力にある。
通訳のトレーニングで、「聞いていたときには意味を把握できるのだけれど、いざ通訳しようとすると忘れてしまう」タイプの言い訳をよく耳にするが(というか、この言い訳ばかりして繰り返してきた)、これはチャンチャラおかしな話。聞いて理解できていれば、内容は必ず記憶に残る。記憶に残らないのは理解できていないから。それ以外の理由は考えられない。
翻訳も同じだ。読みやすく訳出できないのは、日本語の表現力がないから、ではなく、原文の意味をよく理解していないから、なのだ。もちろん、表現力を鍛えることは重要なことだろうけれど、物事には順序があって、まず原文を理解できていなければお話にならない。簡単な論理なのだが、なかなかこれが……。