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「長野でのんびり翻訳生活」の野望

翻訳とか原書を読む会とか

安曇さんや明科さん

2011-02-14 11:53:38 | 読んだ本

長野駅前の書店のディスプレイをみると、他の本屋さんとは明らかに違う点が二つある。

市長選に出馬された方の本がザザザ~っと平積みされている点が一つ。そういうのってどうなんだろう、と若干疑問を感じつつもスルーする。

もう一つは、『神様のカルテ』が平積みになっていること。

これはきっと、長野県内の本屋さんならどこでも同じなのかもしれない。特に松本近辺。カスヤナガトさんの優しいイラストが、ホンワカした雰囲気を醸している(てっきり、森見さんの『夜は短し歩けよ乙女』の表紙を描いたイラストレーターかと思ったら、別人だった……)。

信州大学出身の現役のお医者様が書かれた本だもの、長野の本屋がプロモーションしなくてどうする。お医者様が書いた本といえば、海堂尊氏のチーム・バチスタ系を思い浮かべてしまうが、そういう医療小説ではなく、読み終わったら、ちょっと静かに青空や星空を眺めたくなる本。

図書館で借りて読んでみようと予約をしたのは夏の暑い頃。ようやく順番が回ってきて、

松本・本庄にある24時間体制の総合病院を舞台にした物語を読むことができた。主人公は夏目漱石をこよなく愛す、ちょっと変わった、でも、患者さんから信頼される内科医、なんとか一止先生。名前も変わっている。

でも、何が「ふふふ」かといえば、作家のペンネームだ。

川草介。                                                                            

読む前から、一止先生の口調が想像できたりする。

神様のカルテ 神様のカルテ
価格:¥ 1,260(税込)
発売日:2009-08-27

神様のカルテ 2 神様のカルテ 2
価格:¥ 1,470(税込)
発売日:2010-09-28


アンちゃん

2010-12-25 14:26:40 | 読んだ本

クリスマス。ちょっと心を温ためたいあなたにピッタリなのは、『和菓子のアン』。

ぽっちゃり系のアンちゃんは、たぶん、きっと、間違いなく、自分が気にするほど太ってないはず。だって、あんなに頭がクルクル働いて、動きも機敏で、10代なら、太るわけないから。でも、きっとお顔が「ぽっちゃり」なんだろうな。ふふ。

続編の予感あり。

和菓子のアン 和菓子のアン
価格:¥ 1,890(税込)
発売日:2010-04-20


あとがき

2010-09-10 22:36:57 | 読んだ本

『フリーター、家を買う』は、主人公よりも彼のお姉さんの方が強烈なキャラだった。同じ作家の他の作品も読みたくなって、著作をチェックした。あれ、この方って『図書館戦争』の作家さんだったのね。ということは女性? ……「浩」っていうから、勝手に「ひろし」に変換していた。

そんなわけで、『阪急電車』を借りてみた。下ばっかり見てないで、顔を上げてごらん、空がきれいだよ――そんな感じの話が詰まっていた。

でも、何よりも強烈だったのは、あとがきだった。あのフリーターの姉ちゃんは、きっと有川浩さん本人に違いあるまい(と決めつけてみる)。

阪急電車 阪急電車
価格:¥ 1,470(税込)
発売日:2008-01


中坊には禁

2010-09-07 07:39:19 | 読んだ本

優香ちゃんが410ページの下巻を「3時間で読んだ」という。

貴志さんのインタビューもチラミしてしまったものだから、どうしてもそのジェットコースターに乗ってみたくなった。話題の新刊を買うのは趣味ではないのだけれど、事故処理に2時間以上つきあってくれたゴーシュへのお詫びとか何とかわけのわからない理屈をつけて、まず上巻を買ってみた。下巻は図書館で借りればいいか、なんて思いながら。

翌日には下巻を正値で買っていた。わたしも3時間、たぶん2時間半。

悪の教典 上 悪の教典 上
価格:¥ 1,800(税込)
発売日:2010-07-29

悪の教典 下 悪の教典 下
価格:¥ 1,800(税込)
発売日:2010-07-29

               

まずい、すでに上巻が中坊の手に渡ってしまった……。

2008年のフィクション

2009-01-03 05:57:26 | 読んだ本

2008年発行のフィクションの振り返り。

とにかくおもしろかったのは、伊坂幸太郎の『ゴールデンスランバー』。仕事そっちのけで、一気読みしてしまった。点と点が結びついていく。「このミス」でも1位というのがねぇ……とてもバニラとは思えない作品なんだけどなぁ。

不思議ちゃん本は山本文緒の短編集『アカペラ』。彼女の昔の本は好みではなかったのだが、「復帰作」というので読んでみた。変わった世界が待っていた。浮遊する感じ。ちょっと抜けた、いけ好かない、でもイイ男が登場する。イイ男はやっぱりイイ。