ごろにゃん御殿からの便り。

猫と写真と映画と読書とハンドメイドのある暮らし。

ホームレスのおじさんと猫

2006-08-13 | 

金曜日、ネコボラのMさんから電話。
彼女からの電話は、ろくな用件ではねい。
「お宅にあまってるネコゲージ、ホームレスのおじさんがかってるネコにあげたい。」という。
「え?猫ケージを、あんなとこに設置するの?」とおったまげる。
そのおじさんは、女性(入院中らしい)とカップルで、駅の敷地に寝泊まりしているのだが、猫をつれている。

猫は、ヒモでつないで、自分らが不在の時は、キャリーにつっこまれているらしく、それがかわいそうだというわけだ。

昨年の冬頃、一度その猫をMさんに案内されてみにいったことがある。
まだ子猫だったよーな記憶。あまし、はっきり記憶してない。

なんでわたしが、そのヒトに、ケージ寄付せねばならない?と内心で、ムッとくるが、ひっこしてきた時に、Mさんにあげると言ったものなので、ことわりきれず。

そのうち組み立てて写真とって、オークションにでも出品しようかなと思いながら、億劫で放置。じゃまなことは、確かだが。

今スクお宅にいくと強引な口調。
ベランダからとってきて、玄関でみてみたが、かなりでかい。
しかし、以前、Mさんにもらったケージがあり、それもだしてみると、そっちの方が小型。

結局、彼女は、その小型の方をもっていった。

その日の夕方、遠くからでも、様子をみようと、近くにいってみると、Mさんが、うろうろしていた。
で、そばにいく。
「猫もおじさんもいない。」という。

はなすと長くなるので、はしょるが、Mさんは、ほんとに、余計な世話(?)を、しすぎる。
バスにのってわざわざ自宅から結構遠い駅前周辺まで、外猫にごはんを運んでいて、そのへんの商店街の方々に、嫌われているらしい。
自分でも「わたしは、もうこのへんのヒトたちに、敵視されて、あちこちからおこられている。今日も、○○(猫の名前)に、ごはんあげていたら、○○屋のじじいに、「そこでエサやるな!!」どなられたので、思わずそばによっていって「お宅だって犬2ひきもいるでしょうが!!」といってやったら、ひじてつをくわされ、よろけたそうだ。

そのときの様子を、再現してみせたのだが、顔をすごく近ずけて、ぎろっと目を凝視するので、「や、やめて、そんなに側こないで。」と思わずいって後ずさり。
気持わりい。(それはいわなかったが)
手で防いであとずさりしているのに、また側にくる。

そんなことすれば、思わずこずきたくなる相手の感情がなんとなくわかる。
いわなかったが。

ホームレスのおじさんの猫だって、わざわざ世話しに通うことはないのにと、内心では思う。フードをもっていってやったり、お金もあげているという。
その日も、少しして猫をつれてもどってきたおじさんに、500円玉を2枚あげていた。
そして水、水と水にやたら執着する。

それとは、別に、おじさんは、その猫をとてもかわいがっていて、ほめちぎるのだ。
「頭のよい、きれいな子」
「そのうちシャンプーに連れていってやらなくちゃな。1万円くらいらしいから。」などと、豪勢なことまでいう。
自分らの食べ物だって、そんなにないかもしれないのに、猫のため、猫の美容院(?)のシャンプーに、つれていってやりたいと思っているのだから、みあげたものだ。

確かに、白が多い猫は、汚れてはいたが。
くしでいつも、とかしているといって、人間用のクシをだしてきてみせた。
どっか東北(?)なまりが、やさしい口調で、表情もやさしい。
アクセントの感じから北海道かなあと思ったが、きかなかった。

帰りの途中、Mさんを、ひじてつしたというおじさんの妻のヒトが、ちょうど横町からでてきた。
Mさんは、つかつかと彼女のとこにいって、そのことを告げた。

そこも解説するとながくなるので、はしょるが、その妻のシトがいうには
「このへんの猫は、ちゃんとエサをやるひとがいて、あなたが、心配しなくて大丈夫。」というのだ。他にもこのへんの事情を、説明していたが略。
Mさんは、そんなことをきいても菊みみは持たない。
だいぶ、妄想がはいる。いつも。

Mさんからきいてるはなしともだいぶちがうので、びっくりする。
このへんの商店街は、みな猫がきらいで、ごはんをやるひとはいない。だからじぶんがあげるしかないと。

みな自分を、待っていると雨の日も寒い日も、でかけている。

あげたければ、あげるのは、構わないと思うが、付近の住民とこぜりあいして、嫌われてまで、出張していくこともないのにでは。
自分が満足して楽しくやっているのなら、それはそれでいいが、「足がいたい。うでがいたい」など、大変で無理しているせりふをはきながらである。

以前にも、別の公園のホームレスのおじさんが面倒をみていた猫が、かわいそうだと、世話やいて、最後には、ものをぶつけられて追い払われて側にいけくなったといってたこともある。
嫌われた原因は、だいたい察しがつく。

猫をかっているひとに、知ったふうな余計なアドバイスはするし、やってることに口出しをするのも、余計なことだなあと、よく思う。

うちにきても、水をもっとおいてやったら?などと余計なことをいう。
水のはなしをすると、また長くなるので、はしょる。←こりばっか。

なおこの記事は、一定期間がすぎたら「非公開」にする可能性ありです。
やはり近所のひとのことだしね。
ま、ネットはしないシトではあるが。

本日は、東京湾の花火大会か?
うちからみえるんだろか?
音は、派手に近くに聞こえるのだが。(以前)
なんとかブレッジ(レインボーは、ヨコハマだっけな?)のみえるとこにいけば、みえるらしいが。
いけたらいくかも。
花火は、写真にとりたい気はしないけど。
見物の方々を写しに。
人間が、一番興味ある。




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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
面白かった (かいちお)
2006-08-13 07:50:46
第二話「水のふしぎ」はまだですか。←まだだよ。
ごっつおもろ (makina)
2006-08-13 19:40:26
なんだかCOCOさんの苦笑いが見えそうですな。

またまたー、とか思いながら、ついつい

最後までシッカリ読んでしまった。

でも、なげくても割愛しない方がよろしい。

結構そこがポイント?じゃなくて?

一部二部構成でいきましょう。

ぢゃ。
そーか。 (管理人のシト)
2006-08-15 02:29:09
★かいちおさん。

では、ぜひぜひとのリクエストにお答えして、「水の歌(←歌はやめて。ヌカミソくさる。)」(2)を、準備中。甲ご期待。



★makinaさん。

だらだら長文、ちゃんと目をとおしてくださり感謝。(泣←なんで?)

ぢゃ、二部もいくか。←社交辞令がわからんか。←みなさま。