Coco's eye

美しいと思った事、感動した事、好きな事などを書きとめたブログです。

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セルゲイ・ポルーニン

2017-07-29 17:54:44 | バレエ
今日はル・シネマで『ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣』
を観てきました。

空を舞う肉体が、なんて美しい!!!
完璧な美が存在してる!!!


『ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣』

  <ヌレエフの再来>と謳われる類まれなる才能と、それを持て余しさまよう心――ー
19歳で英ロイヤル・バレエ団の史上最年少プリンシパルとなるも、人気のピークで電撃退団。バレエ界きっての異端児の知られざる素顔に迫ったドキュメンタリー。

ウクライナ出身で、19歳の時、史上最年少で英国ロイヤル・バレエ団のプリンシパルとなったセルゲイ・ポルーニンは、その2年後、人気のピークで電撃退団。そのニュースは国内メディアのみならず、世界中に報道された。スターダムから自滅の淵へ――様々な噂が飛び交う中、彼が再び注目を集めたのは、グラミー賞にもノミネートされたホージアのヒット曲“Take Me To Church”のMVだった。写真家のデヴィッド・ラシャペルが監督し、ポルーニンが踊ったこのビデオはyoutubeで1,800万回以上再生され、ポルーニンを知らなかった人々をも熱狂の渦に巻き込んだ。

<ヌレエフの再来>と謳われる類い稀なる才能と、それを持て余しさまよう心。本人や家族、関係者のインタビューから見えてくる彼の本当の姿とは…?

監督:スティーヴン・カンター
『Take me to church』演出・撮影:デヴィッド・ラシャペル
出演:セルゲイ・ポルーニン、イーゴリ・ゼレンスキー、モニカ・メイソン他

予告編




伝説となっている「Take Me to Church」




パルコ「君も特別」




エル・ジャパンの撮ったショートムービー


エル・オンラインの紹介記事を一部ピックしました。

『中学そこそこで国を出て、子どものころから一日9時間練習し、生活のほぼすべてがバレエに支配される。共産圏の家族が必死で外国で出稼ぎしてレッスン費を捻出してくれている分、誰よりも練習し、誰よりも早く稼げるように努力した。ところがトップに上り詰めたら、そこにあったのは野球選手の最低年俸にも満たない給料。40歳前には多くが引退する世界では、投資してもらった分を回収することなど夢のまた夢。彼自身が語っているように「トップになりさえすれば家族を祖国に帰せる分だけの十分なお金が手に入れられると信じていたのに、すべてが打ち砕かれ」てしまった。しかも、プリンシパルになっても契約は更新制。労働ビザはロイヤルで働いていることが条件のため、ケガでもしてクビになったら即、国外退去の恐怖が待っている。出世街道をひた走る稼ぎ頭の営業部長が契約社員のまま他の会社だと係長並みの給与で放置されているようなもの。通常の精神状態ならまず耐えられない。
 
世界5大パレエ団のトップの座を射止めるのは、確立的に言えばオリンピックで金メダルを獲るよりもはるかに難しい。ふつうの人が送れるはずの無邪気な時間も、箸が転がるだけで笑える青春も犠牲にして、ときには教育ケアも精神ケアもないまま大人になって、結局何も手にできない人が無数にいる。そんなリスクだらけのいばらの道を歩んでいるからこそ、バレエは尊い(合掌)。尊すぎて死ぬ。
  
ポルーニンはスキャンダルに“まみれて”なんかない。彼の努力と才能と個性とプロフェッショナルとしての問題提起に、周りが追い付いていけなかっただけ。二十歳そこそこの若者が「成功したはずなのに自分の人生なんだったんだろう」と絶望した姿に、非情にも後ろ指を指しただけだ。タトゥーショップ経営、始めましたけど何か? たとえばそんな悪態をついたとしても、何もおかしくない。
 
数々の苦難を糧に困難を乗り越え、いま多くの人の支えを得て支援しているのは、そんなバレエ界で生きていこうと奮闘する若者たち。「マスコミがいるから僕たちの存在をみんなに知ってもらえる。今は大切だと思っているよ」と、インスタグラムインタビューにも丁寧に応じてくれたポルーニン。かつて自分に敵意を向けたマスメディアに対する“大人な”対応の後ろには、バレエ業界の慣習を少しずつ変えていきたいという姿勢が見えた。

つぶれかけた21世紀のニジンスキーが、最後までつぶされずに復活したことは幸運。タトゥを彫ったことで彼を非難した人たちにも、今は感謝すべきなのかも。父と慕うゼレンスキはじめ、もうすぐ公開となる豪華スター共演『オリエント急行殺人事件』に抜擢したケネス・ブラナーなど、彼を愛する多くのサポーターたちが現代のディアギレフとなって彼を支えるきっかけを与えてくれたのだから。』


ドキュメンタリー映画なので家族との葛藤が多く描かれているのだけど、
私としては踊っている姿をもっと少しでも長く見ていたかったな~。
人気があるようで、満席(狭いけど)だったのには驚きました。
美しさに感動したい方は、是非。お勧めです。



*動画と記事の一部は感謝してお借りしています。ありがとうございます。
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