自由が丘 ワイン処 コッコロ 元店主の美味しいもの日記

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レオナール藤田礼拝堂 & ランスノートルダム大聖堂

2015年06月25日 | パリ2015
下戸のU先輩が、酒飲みと共にシャンパーニュ地方のツアーに参加した一番の理由は、レオナール藤田礼拝堂訪問が、このツアーについていたからだったらしい。 私は、彼女の分までシャンパンをいただいて上機嫌だけど・・・(笑)

さて、G.H.マム社(シャンパーニュ・メゾン)の敷地内にある礼拝堂は、薄いピンクのかわいい礼拝堂だった。

レオナール藤田(藤田嗣治)は、フランスで最も有名な日本人画家。モディリアーニやピカソなど、同じ時代を過ごした日本人画家だ。
G.M.マム社のルネ・ラルーの依頼によって、藤田嗣治が、設計、ステンドグラスやフレスコ画を書き上げたとのこと。 やわらかな色使い、独特な画法、小さい礼拝堂ながら、見応えのある素敵な礼拝堂だった。
フレスコ画に関しては、彼にとっても新たなチャレンジ、フィレンツェに画法を学びに行き、完成させたとのこと。ふ〜む。 当時、日本人が遠いフランスの地で生きていくことは容易いことではなかったと思う。ましてや世界大戦なども経てのこと。 でも、このLeonard Foujita、FouFouという愛称で呼ばれ(お調子者という意味らしい)、数多くの女性との歴史もあり、人間的にとても興味深い。
秋には、オダギリジョーが藤田嗣治の人生を演じる映画が公開されるそうだ。 観に行かなくちゃ〜♪ しかも、あのアメリの制作陣も入っているというから、面白い作品になりそう。

さて、このツアーの最後、ランスノートルダム大聖堂へ
パリにあるノートルダム大聖堂、以前行ったことがあり、そのステンドグラスの美しさや荘厳な建物に感銘を受けた。 ・・・しかし、このランスにあるノートルダム大聖堂、さらにデカイ! 立派だ〜。

それもそのはず、シャルル7世から始まり、26人の歴代フランス王の戴冠式が行われた大聖堂とのこと。

正面から見ると、あ〜ん、修繕工事中(^▽^;)
綺麗に汚れが除かれたファザードの彫刻「微笑みの天使」は、綺麗だった。


中も相当、立派!


特にこのステンドグラスの美しさ〜\(^o^)/ 世界で最も美しいステンドグラスの一つ


こちらの面 ↑、この色合いは、、、、はい、シャガール様ですよ〜♪

はあ、フランスって、やっぱり凄いね〜(;'∀')
この後は、小一時間の自由行動。 歩いてすぐのランス美術館にもちらりと寄ってみた。 こちらでも、藤田嗣治の作品が楽しめる。

で、最後は、ランスの名産品の買い出し〜♪ 大聖堂のすぐ横、こ綺麗なお土産屋さん、

パリに到着してホテルに向かう送迎車の中、ベルサイユ在住の日本人、我々の通称「ベルサイユおじさん」が、ランスの話もしてくれた。ランスには、ビスキュイ・ロゼというビスケットがあってね、、、シャンパンのマスタードもあるんだよ〜。 それを買わなくちゃ♪
こうしてみると、短い時間にいろんな情報をくれたな〜、ベルサイユおじさん。

ヨーロッパの春、花が一気に咲いて、美しい。 パリへ帰る車窓も、菜の花畑🌼🌼🌼



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2 コメント

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Unknown (Lunta)
2015-06-25 14:04:45
フジタの礼拝堂がランスのシャンパン工場の中にあるとは知りませんでした。
なんとなく南仏にあると思い込んでいたのはマティスの礼拝堂とごっちゃになっていたみたい。
内部の写真がないのは撮影禁止だったの?
フジタは秋田の県立美術館に作品が揃っていて素敵ですよ。
Unknown (店主)
2015-06-28 02:14:53
GMマム社のルネ・ラルーは、藤田嗣治の洗礼親だそうで、親交が深かったようですね。礼拝堂は、撮影禁止でした(残念) そう、南仏ヴァンスにあるマチスが手掛けた礼拝堂とちょっと印象がかぶりますね。 マチスの礼拝堂もとっても幸せになる空間だったな〜。
秋田の県立美術館って、十和田湖の近く?

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