自由が丘 ワイン処 コッコロ 元店主の美味しいもの日記

ワイン大好き、イタリア大好き、
美味しいもののためなら何処へでも♪

隠れスイーツ激戦区?深沢のチョコレート屋さん、xocol(ショコル)

2014年03月18日 | 自由が丘まち歩き
「はい」と渡された紙包み、あ、今日は、ホワイトデーね。 バレンタインにチョコをお渡ししてないのに・・・、すみません。
Iさんから頂いたチョコ、購入したのは、どうやら私の家の近くらしい。女性一人が豆から造っているチョコレートとのこと。薄いコイン型のチョコレート、食べてみると、シャリシャリと砂糖を感じて楽しい。コロンビア産、パプアニューギニア産、味も産地で違う。う〜む、面白い! 早速、行ってみよう。

最寄りの駅がない世田谷区深沢、陸の孤島と言う人もいるけど、その分、緑も多いし、代わりにバスの便がいい。 近くには、駒沢公園もあり、呑川の緑道は、見事な桜の散歩道となる。 桜の季節は、ここに住んでいて、あ〜良かった〜と毎年あらためて思うのだ。
目指すチョコレート屋さんxocol(ショコル)は、自由が丘からだと、赤いかわいいバス(東急コーチ)に乗って、深沢坂下で下車して、すぐ。
このあたり、まったくもっての住宅街、深沢不動の商店街があるものの、電車だと最寄り等々力の駅からも駒沢大学駅からも徒歩20分くらいかかる。
・・・なのに、パティスリー・タカギ、NAOKI、ル・ショコラティエ・タカギなど、、、集まっているのだ。そして、ショコルの向かいにも、カウンターでスイーツを提供するお店がある。 そしてショコル・・・、何故に、ここに・・・。

 
棚の一番上のは、カカオ豆の実 その中にカカオ豆(種)が入っている。

ショコルの店内に入ると、小さなカウンター、飾り戸棚、奥のそれ以外のスペースは工房だ。 お待たせしました〜、と工房から出てきた女性、30代前半くらいのかわいらしい人。 ご自分で、豆から焙煎して、挽いて、チョコレートを造っている。 Bean to Bar、豆から売り場まで、を一人でこなしている。お忙しいであろうに、いろいろお聞きすると丁寧に答えて下さり、可愛らしいお顔としゃべり方に、すっかりファンになってしまった。


小さなカウンター かわいいお姉さんも写したかったけど、遠慮した。

石臼は見れないが、隣の覗き窓からは、挽いた豆の皮を飛ばす機械?道具が見られる。

ショコルの一番の特徴は、石臼、メーカーさんとカカオ豆のために温度の調整など開発してもらったそうだ。石臼だと、カカオ本来の香りがよく出るとおっしゃっていたかな〜? 
何故にこのお店を始めたかも聞いてみると、南の島を旅して、現地の人が、挽きたての豆で、ドリンクを飲んでいたそうで、自分も豆からチョコを造ろうと思ったそうだ。そんなお話を聞きながら、チョコの試食をさせていただいた。 コロンビア産、独特の酸味があり、うまみが強い。 パプアニューギニア産、酸味は弱く甘みの後に渋み、ベトナム産も同じようだが、どれもカカオ分70%、砂糖の分量も同じ。なのに味はそれぞれ違うし、甘さも違うように感じる。 カカオと砂糖だけで作られたシンプルなチョコ、されど、奥深いな〜。
コメント
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