COCCOLITH EARTH WATCH REPORT

限りある地球に住む一地球市民として、微力ながら持続可能な世界実現に向けて情報や意見の発信を試みています。

心ある市民達は黙っていない

2017-10-03 13:04:13 | Weblog

にほんブログ村 環境ブログへ
ブログランキング・にほんブログ村へ



 前原誠司氏主導による民進党の解党と所属議員達の小池氏率いる希望の党への移籍発言が混乱を招いている。何としても安倍政権を倒すための戦略というが、これまで培われてきた市民と野党の共闘を反故にするようなもので、護憲と安保法制廃止を掲げる市民運動を困惑させた。しかし、心ある市民達は黙っていない。冒頭の動画に見られるように、9月30日には大勢の世田谷区民達が区役所前で集会を開き、戦争させない! 9条こわすな! 区民集会を開き、「疑惑隠し解散」を許さない! 戦争法も共謀罪法も廃止! 安倍政権は退陣の声を世田谷から!とアッピールしながら三軒茶屋までピースパレードに繰り出した。このように地域密着型の市民運動が各所で繰り広げられている。

 前原氏は軽挙妄動に走りやすい人物のようである。古くは2006年のホリエモン偽メール事件で責任を問われて当時の民主党代表辞任に追い込まれたほか、民主党政権発足後に国土交通大臣として八ッ場ダム建設中止を明言して混乱を招き、外務大臣として「日中間に領土問題は存在しないと紋切型の発言を繰り返し、尖閣諸島問題をめぐる日中対立の先鋭化を招いた。今回は何としても安倍政権を倒すための戦略というが、希望の党は小池人気にあやかろうという輩の集団で小池氏による独裁色が強く、改憲思考である。最新の世論調査によると、民進党の解党と希望の党への移籍は低次元の評価しか受けていない。

戦後70余年を経過し、開戦に走った過去への反省が国政レベルで希薄になってきているのが危惧される。10月2日、リベラル派の枝野氏らによる立憲民主党設立が発表された。国政レベルで護憲を掲げる一つでも多くの議席獲得を期待しよう。一人一人の市民も、それぞれの地域で活動しよう。

コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 外からの脅威より内なる脅威... | トップ | 森林生態学のパイオニアが憂... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事