マイスペース

半径1m以内の出来事を独りごちております。

餅つきの思い出

2011年12月30日 | 半径1mの話
餅つきと言えば、必ず思い出すことがあります。
それは、私が小学生だったか中学生だった頃
我が家に初めての餅つき機が来ることになった日のことでした。
母は、すぐに餅つきができるようにと
前日から、もち米を水に浸して心待ちにしておりました。

ところが、その日、餅つき機は届かなかったのでございます。
予定の日に届かなかった理由が何であったのかは知りませんが
その翌々日になるとかなんとかで、日頃おとなしい母が
そんな長い時間もち米を水につけたままにしておくわけにはいかんでしょ
と電気屋さん相手に憤慨していたのを覚えております。

で、その大量のもち米をどうしたのかと申しますと

すり鉢とすりこぎを使って、母とふたりで
ぺったんぺったんとアナログ餅つきを始めたのでした。
どんなお餅ができあがったのかは、覚えておりませんが
今となっては懐かしい思い出のひとつでございます。

私は、結婚するまでお雑煮のお餅は丸いものだと思っておりまして
結婚後に姑の作るお雑煮の中に四角いお餅を見たときは
カルチャーショックを受けたものでした。

関東のおすまし的お雑煮は、どうにもこうにも馴染めませんで
母の味を伝承してきた次第にございます。
料理上手な母のお雑煮には敵いませんが、それでも家族一同私の作るお雑煮が大好きでして
そんな母の味を真似た私のお雑煮を二男のお嫁さんが受け継いでくれたのは
嬉しい限りでございます。

などと言いつつも、そこはやっぱりめんどくさがり屋の私のこと。
丸餅をひとりで作るのも大変なので、四角いお餅を入れちゃっております。

今思えば、母は、もろぶた何枚分もの丸餅をひとりで丸めておったのですから
やっぱり母には敵わぬわけですなぁ。

そんな母が作ってくれた芋餅を無性に食べたくなって
昨年から、我が家でも餅つきを復活させた次第にございます。



ご参考までに【芋餅の作り方】をば。

お餅をつく時に、皮をむいて乱切りにしたお芋とお砂糖を加えるだけです。
正確な分量は不明ですが、テキトーで大丈夫です。
つきあがったら、あんこをまぶして食べます。
美味しいので食べ過ぎに要注意でございます。
固くなったものは、チンして食べると美味でございます。
チンしてもやっぱり美味しいので食べ過ぎに要注意でございます。

餅つき機が無い方は、アナログ餅つき機でどうぞ
本日は、芋餅を食べるのに忙しい事が予想されますゆえ
コメント欄は閉じさせて頂きますね。



ブログを始めたのは3年ほど前になりますが
50代主婦カテゴリに参加させて頂いたのは半年前のことでして
同世代の方のブログで、どれだけ笑わせて頂いたかしれません・・・じゃなくて
ご指南ご指導ご鞭撻のほど(知ってる言葉を羅列してみました)感謝申し上げます。
私ごときのブログへ、ご訪問下さった国民のみなさま誠にありがとうございました。
気まぐれ更新のしょうもないブログではありますが
来年もどうぞよろしくお願いいたします。

良いお年をお迎えくださいませ




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