マイスペース

半径1m以内の出来事を独りごちております。

なんてこった

2019年08月07日 | 半径1mの話
お待たせいたしました、昨日のつづきです(笑)


この家に住んで四半世紀以上も経つと言うのに、瓦屋さんの知り合いくらいおらんのかとお思いでしょうが、これまでは義理の兄の知り合いに来てもらっていたのでございます。

知らない瓦屋さんに頼んでぼったくられるのと、明朗会計のために元の姻戚関係を頼るのと、どっちにすべきか悩みましたが・・・

ぼったくられない瓦屋さんを探そう! という結論になったのでした。

で、ネット検索して見つけた瓦屋さんに電話してみましたらば、ぼったくられなさそうなお人柄だと直感(笑)

近所についでがあったらしく、直ぐに様子を見にやって来てくれました。

見るからに熟練の職人さんと言った感じの小柄なおじ(い)さんで、いい瓦屋さんに遭遇したもんだ、こんな瓦屋さんを探し当てた私を褒めて進ぜねば・・・と思っておりましたらば

屋根の点検を済ませた瓦屋さんの口から、想像もしなかったお言葉が発せられたのでございました。


瓦は、どこも傷んでいませんよ。問題ありません。


なんですとー!?

ほんじゃ、以前、行きずりの瓦屋さんの言ったことは何だったのでしょうか。

そんな詐欺まがいのことを言って、ぼったくる業者さんが横行しているとのこと。

くわばらくわばら。





ならば、この雨漏りはどこから?

すると、瓦屋さんは、狙いをつけたように和室の天袋を開けました。

そこは、神棚の後ろに位置しているため、四半世紀以上開かずの天袋となっております。

その様子をちょっと離れたところで見守っておりましたらば、瓦屋さんの口から衝撃のお言葉第2弾が発せられたのでございました。





おくさん、ハクビシンが死んでまっせ!!


ハクビシン??? 察するところ動物に違いありませんが、動物嫌いな私はどんな動物か浮かびもしませんし、家の中に動物の死骸があるなどと・・・漫画だったら泡を吹いて卒倒している場面です。


どれだけ私が動物嫌いで、生きている動物も死んでいる動物も一ミリも触れないとお伝えいたしましたらば

ならば、自分が持ち帰ってあげましょうと言ってくださって、なんて善い人なんだろうと、こんな善い人に瓦の修理をしてもらいたかったなぁー、瓦が壊れていなくて残念・・・いえいえ、そうではなくて(笑)


和室の雨漏りの跡と思っていたところは、動物の所業ということで、その他の箇所の雨漏りの跡は外壁の傷みという結論に。

自分は専門家ではないので外壁のことは分からないと言われる瓦屋さんでしたが、サイディングの貼り替えをしないといけないだろうという事で

ざっくりと費用の目安をお聞きしましたらば、瓦の何倍もかかるでしょうね、とのこと。




あゝ、返す返すも雨漏りの原因が瓦でなくて残念無念。


かくして、ぼったくらない瓦屋さん選びから、今度はぼったくらないサイディング屋さん選びへと私の任務は変更されたのでございます。








我が家ではありません。