久しぶりにピアノを弾いた話

我が家のお隣は借家になっており、昨年からグループホームとして使われております。

グループホームと言っても、高齢者のそれではありませんで、入居者は若い男性が２、３人です。

お勤めをされているのか、まともに顔を合わせることもなく、挨拶すら交わしたことがないといった状況です。



本日、その隣人宅側に位置するトイレに入っておりましたらば、何やら悲鳴のようなものが聞こえてまいりました。

男性の不気味な笑い声もしますし、物を壊しているような音も聞こえてまいりました。

わっ！ 一大事だ！

が、恐くて窓から様子を伺うこともできずに、便器に座ったまま、ただただ耳を澄ませておりますと

何やらクラシカルな音楽が聞こえてまいりました。


ん？


そうです。その通りであります。


隣人は、大音量でゲームをやっていたのであります。

びびり屋の私にとってゲームとは言え、あのような不気味な音を聞かされたらたまったものではありません。

夜だったら、心臓発作をおこしかねません。

が、本人さまたちに注意するのは気が退けますので、家事担当のスタッフさんが来たときに、お願いすることにして


洗車から戻った長男に、その話をいたしましたらば


そんなことしたら
オフクロの下手なピアノを聞いて気持ち悪くなったって言われるよ

っていうか、ピアノの音を消すために大音量にしてたんじゃない？


ですと。


ちなみに、下手さ加減は重々承知しておりますので電子ピアノの音量はかなり絞って練習しておりましたので、お隣に聞こえるはずはありません。

つーことは、下手なピアノで気持ち悪くなったというのは、洗車中ずっとピアノを聞かされておった長男ならではの感想と言うことにほかなりません。


と言うわけで、親しき中にも配慮ありですゆえ、やっぱりヘッドフォンをつけねばと肝に命じた次第であります。

が、ヘッドフォンをしたままでは上達しないそうですし


果たして、ヘッドフォンを外せる日はやってくるのでありましょうか！？


まっ、とりあえず
練習しようと思った私を誉めておきましたとさ。