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年金分割手続きの心得!?

2012年10月24日 | 半径1mの話
昨日は、公証人役場なるところへ行ってまいりました。
一市井の民には、永遠に無縁の場所だと思っておりましたが
公務員が離婚によって年金分割をする場合
避けては通れない関所だったのでございます。
(注:公務員の種類にもよります。)

手続きの概要の教えを乞いに行ったのが、夏のはじめ頃でしたので
書類作成をしてもらうまでに、ずいぶんと月日が流れてしまいました。


そもそも、離婚を決意したのは春先のことでして
当然それまでには、熾烈なバトルを繰り広げておりましたので
平素、争いごとが嫌いな平和主義者の私は闘うことに疲れ果てておりました。
(おそらく、夫も同様に思っていたに違いありません。)

で、離婚届を8月15日に提出して、我が家の終戦記念日にしようと考えておったのでございます。

なれど、そう簡単にコトは進まなかったのでした。
と言うのも、年金分割の手続きにやたらと時間を要すこととなったのでございます。


サラリーマンの場合は地元の年金事務所で手続きができるようですが
公務員の場合、まずは、年金分割情報提供書なる代物を取り寄せてからでないと
本手続きに進むことができません。

その情報提供書なる代物を請求するも、待てども待てども返送されてきませんで
ひと月ほど経って、電話で確認してみましたらば、
日本国中から届く郵便物の対応を、東京の共済組合本部だけで処理しているため
離婚(予定者)が多いと、数ヶ月かかる場合もあるとの返事でございました。

結局、情報提供書なる代物が届くのに三ヶ月以上待たされましたので
それだけ離婚する人が多いということでありましょうか。

くわばら。くわばら。


で、その情報提供書をもとに公正証書を作成してもらうわけですが
夫婦双方が一緒に出向かねばならないため、なかなかタイミングが合わず
昨日になってしまったというわけでした。

ところが、公正証書の作成だけでは本手続きに進むことができないことが判明したのでした。
(これは、共済組合からの資料を老眼鏡なしで読んだ私の痛恨のミス)

公務員の奥さまで離婚を検討中の御方のために申し上げておきますれば
公正証書の他に、第三号被保険者期間証明書なる書類の提出が必要でございまして
それは、地元の年金事務所で発行してもらえるのですが
郵送で届くまでに、2~3週間かかるようですので
予め、取り寄せておくとスムーズにコトが運びます。

てな訳で、構想半年、公証人役場滞在時間20分、年金事務所待ち時間50分
郵送後処理作業またまた数ヶ月!?にて
年金分割手続きは、任務完了となる見込みでございます。