マイスペース

半径1m以内の出来事を独りごちております。

ゴミを捨てられない男たち

2011年08月08日 | 半径1mの話



ゴミの捨て方は、各市町村でいろいろでしょうが
私の暮らす田舎町では4種類に分別したゴミを
それぞれ専用のビニール袋に入れて捨てるようになっております。





生ゴミと燃えないゴミの袋は、500円(10枚入)
ペットボトル&空缶とプラスティックの袋は、100円(10枚入)です。

以前の職場に、ゴミ袋がいっぱいになるまで捨てないという
節約志向顕著な人がいました。
たかだか10円や50円のためにゴミを貯めておくなんて
どんだけ~~~っ(ケチなんだ)
と呆れて聞いておりましたが
人間、貧すれば鈍すとはよく言ったもので
最近の私も、このケチぶりをエコと称して見習うようになりました。


さすがに生ゴミを貯めることはいたしませんが
二袋になりそうな多量のゴミを、ギュウギュウに詰め込んで
一袋で出す快感に酔いしれるようになったのでございます。

無駄をしないということは、実に清々しい!
50円を節約するものに幸あれ!

人間、変われば変わるものでございますなぁ


夫が暮らしている町では、生ゴミは専用袋に入れなければなりませんが
その他のゴミは、スーパーの袋に入れて出すことができます。

一人暮らしのゴミなんて
ちょこっと仕事前に出せそうなものですが
なぜだか夫はゴミ捨てができませんで
私が、別荘に行かない日が続いたりすると
ペットボトルと段ボール(姑からの宅配便)で
狭い台所は、占領されてしまいます。

それでも生ごみだけはちゃんと捨てているようだったので
感心感心、と思っておりましたらば
生ゴミの入った袋は、外の物置きの中に鎮座していたのでした。

ゴミ捨て場に直行せずに
物置きに仕舞いこむ方が面倒くさいと思うのですが
もしや、何らかの病がそういう行動を取らせるのか!?
理解しがたい行動に一瞬ギョッとなりましたが

ゴミ出し日を間違えたので、とりあえず次のゴミ出し日まで
物置きに入れておいたらそのことを忘れてしまったとかで
そんな事が何回かあったと言うのです。
それはそれで、やっぱり何らかの病やもしれませぬなぁ・・・


そんなこんなで、週末に帰宅するときに持ち帰るようになったのですが

専用のゴミ袋に入れて持ち帰るため
当然、そのまま出せるわけもなく
自宅のゴミ袋に入れ直さねばなりませんで
ゴミ袋代金がダブルにかかって、もったいないにもほどがあります。


以前にも書きましたが、長男もゴミ捨てができませんで
職場で食べたおやつの空き袋やジュースの空き缶など
ご丁寧に我が家へ持ち帰ってまいります。

先日、物置きのゴミを分別しておりましたら
煙草の吸殻がいっぱい詰まったコーヒーの空缶を発見しました。
空缶を灰皿代わりにされることほど嫌なものはありません。
吸い殻を取り出す苦労を何と心得おる!

長男に尋ねましたら

この前、オフクロに死ぬほど怒られてからはやってないよと申します。
そんなに叱った記憶はありませんが
普段優しい母なのでそのように感じたのでしょう

ということは、犯人は夫です。

あやつめ!ゴミ捨ては出来ないわ。50円は無駄にするわ。
空缶に吸い殻は詰め込むわ。・・・ったくもう!

あまりに悪行が過ぎるとご自分が捨てられますぞ。






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