優しい長男の話

自宅での生活も別荘での生活も私にとっては
へたっぴなピアノの練習ができないこととテレビショッピングを見れないことを除けば
どちらも対して変わり映えのしない日常なのですが
唯一心配なのが長男の食生活でございます
と言うのも、昨年の今頃も同様の理由から別荘で暮らしていた時期があったのですが
その間の長男の食事と言えば、調理が面倒なのか冷蔵庫の中の食材には目もくれず
昼も夜も冷凍うどんを食べていたようで
日増しにやせ細ってきたような感があり
そんなんじゃ長男までもが体調を崩すのではないかと
心配した経緯があったからです

夫のたび重なる体調不良は、ストレスが原因だと言うことが分かっているだけに
連日仕事を休まざるを得ない状況の中で、さすがの私も沈みがちになっていた時に

“オフクロ一人で考え込まないで俺にできることがあったら何でも言ってね”
などと嬉し涙が出るようなメールをくれたり
“おやじが元気になるんだったら俺は大丈夫だからさ”
と私が別荘で暮らすことを後押ししてくれたのでした

そんな優しい長男のためにも
週末帰宅したときだけでも美味しいものを作らねばと
ここのところ自宅にいる時は殆ど台所に立ちっぱなしなのですが
先日は、疲れが出たのか
と言うか、普段ゴロゴロしているので急な労働が堪えたのか
頭痛&胃痛で冴えない顔をしていたのか
その夜、別荘に帰りついたら長男から

“くたびれた顔をしていたけど自宅にいるときくらいゆっくり過ごしなよ”
とまたまた嬉し涙が出るようなメールが届いたのでした

長男クンよ
いつも本当にありがとうね
母さまは、遠い空の下、嬉し涙にくれながらがんばるからね～

追伸！
願わくば、料理本を買いこむだけでなく
手料理を母さまたちにふるまっておくれ～
皮むき用のグローブなんぞも買ってみただけじゃなくて
活用して料理を作ってみておくれ～

料理本　毎週増えるが　レパートリー増えず（字あまり）

チャンチャン