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元時津風親方逮捕 危機感なし角界無策

2008年02月08日 16時32分12秒 | ニュース
元時津風親方逮捕 危機感なし角界無策(産経新聞) - goo ニュース
■北の湖体制見えぬ自浄の動き
 元親方と現役力士3人が逮捕されるという前代未聞の不祥事は、朝青龍問題が一段落したばかりの相撲界を再び揺るがした。逮捕の一報を受けた日本相撲協会の北の湖理事長(元横綱北の湖)は午後8時半過ぎに東京・両国国技館で記者会見し、「長い歴史の中で力士が逮捕されたことはまことに遺憾で残念」と謝罪。国技の聖地をかつてない激震が襲った。
 1日に改選されたばかりの協会執行部が、いきなり直面する荒波だった。理事選では朝青龍騒動の責任を取る形で師匠の高砂親方(元大関朝潮)が退くなどしたものの、理事10人のうち8人が留任。理事長も北の湖理事長の4選で決着した。
 力士急死事件に加え朝青龍騒動、八百長疑惑など問題が山積しながら、国技の担い手たちは変革を望まなかった。無風のまま4選された直後、北の湖理事長は角界改革の具体案を問われても「どこを変えろというのか。協会は透明な組織です」と言い放った。
 斉藤さんが死亡したのは昨年6月26日。遺族がメディアに不審を訴えても、9月末に親方らの立件の可能性が報じられても、協会は静観を続けた。だが、監督官庁の文部科学省から独自の調査や関係者の処分などを指導され、外圧に促される形で9月27日に再発防止検討委員会の設置を決定、10月5日に親方を解雇した。「協会の信用を失墜させた」というのが理由だった。
 相撲ファンの漫画家、やくみつる氏ら外部有識者5人と8人の親方で構成される再発防止検討委も、機能しているとは言い難い。昨年11月、53ある相撲部屋に生活指導やけいこに関するアンケートを実施。92%の部屋が竹刀などの道具を使っての指導を認め、けんかやいじめの現場を見たことがあるとした部屋も32%にのぼった。調査結果に基づき委員が各部屋を訪れて師匠に事情を聴いているが、明確な問題点はあぶり出せてはいない。
 死亡事件はけいこ中に起きた悲劇だが、今月再開した部屋訪問時の点検内容から、朝げいこの視察が外されている。そもそも部屋に事前通告した上での視察で、いじめや過剰なけいこといった暗部を暴き出せるかは疑問だ。
 昨年の朝青龍騒動で北の湖理事長は、「師匠と弟子の問題」として介入を拒否。騒動の泥沼化を招いたとして批判されたが、今回の事件でも適切かつ迅速なリーダーシップを発揮したとはいえない。不祥事が続出した角界は、試練を経ても内実は変わっていない。
 先月の初場所は、白鵬と朝青龍の両横綱による千秋楽相星決戦で盛り上がった。しかし、角界の恥部に司直のメスが入るという事態で一時的な盛り上がりは吹き飛んだ。時津風一門のある親方は「地獄へ落とされたような思いだ」と吐露した。国技は今、がけっぷちに立たされている。(奥山次郎)
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角界が萎縮して、弟子に媚びるような体制になっても困りますが、常軌を逸した今回のような事件は二度と起こって欲しくありません。これも島国根性がもたらす弊害なのかなー。 

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