集団的自衛権の行使を可能にする安全保障関連法案が7月15日、衆議院の特別委員会で採決され、自民、公明両党の賛成多数で可決された。与党は16日の衆院本会議で可決、参議院に送付する方針だ。

 

民主、維新、共産の野党3党が採決に反発。「強行採決反対」と浜田靖一委員長に詰め寄り、怒号が飛び交う中、法案は可決された。

 

国会前には、炎天下にもかかわらず、午前中から多くの人たちが集まり、正午すぎには数百人の規模となった。「安倍たおせ」などののぼりが翻る中、可決の一報を聞き、「絶対に許さない」「強行採決徹底糾弾」「戦争法案今すぐ廃案」などと怒りの声をあげていた。

 

国会前で民主党の枝野幸男幹事長は「民主主義を破壊する安倍内閣の暴走を防ぎたい。世論の声を広げてともに戦いましょう」と呼び掛けていた。

 

同党の徳永エリ参議院議員は「強行採決には、腹が立って腹が立って泣きそうになった。日本を戦争にする国にしてはいけない。これから参議院で新たな戦いが始まる」と力説していた。

 

共産党の山下芳生書記局長は「憲法違反であることは明白だ」と安倍政権の対応を強く批判していた。

 

夕方からは若者たちによるデモも開催される予定。

(弁護士ドットコムニュース)


一方的な情報に踊らされているだけでは?…と感じてしまうのは自分だけ?

まるで民主党政権を誕生させた時のように、安保法案に反対な論調でしか報道しないマスコミの意のままなように感じますけど。