崖の上のポニョ

ぽ～にょぽ～にょぽにょ魚の子♪

エンドレスで頭の中を流れるあの主題歌に引き寄せられて観に行きました、「崖の上のポニョ」

賛否両論激しく分かれているこの作品、私は「賛」です。

この映画、ストーリーとかそういう次元ではなく、心にびしびしと入り込んでくる「何か」がいっぱい詰まっています。

その「何か」のひとつが、「大好き」。

「愛」という言葉とはちょっと違う、胸いっぱいのキラキラとあふれ出す「大好き」

登場人物（登場生物）たちはもう身体全体で「大好き」を表現していて、そのパワーは観ている私の心も「大好き」でいっぱいにしてくれました。

みんな大好き！！（単純でアホな子と笑ってやって下さい）

そしてこの映画、なんと言ってもアニメーションが素晴らしい。

人間の世界と海の世界は完全に違うタッチで描かれているんですが、

海の世界はなんだか実際の海の映像よりも心の奥底を刺激されます。

そんなものがあるのか分からないけど、深層心理の中の太古の海の記憶を呼び覚まされるような感じ。

で、人間の世界の方は実際の記憶の中の懐かしい光景を思い出します。

アニメってすごい。

多分、高齢化社会とか環境汚染とかテーマとして盛り込んだんだろうな、と思うんですが、そういうことはあんまり考えず、純粋に映画の中の世界に浸るのがいいと思います。

「感じる」映画です。

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