†紋楼の桃色番外地†

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古代ギリシャー時空を超えた旅ー

2017年03月11日 | ■ART


3月入ってすぐのこと、ギリシャ展に行ってきた。
神戸の博物館への道中は、天気予報を裏切って晴れ。晴れ女の実力発揮。


今回は「紀元前700年から「古代」が終わりを告げるまで(西暦330年頃)の
ギリシャ史にスポットを当て、古代ギリシャ文明が長い時を経て、
現代社会への発展とその重要性を方向づける貴重な要素となった姿を
総合的にご紹介する、日本初の特別展」。
(「」内はTREASURES OF ANCIENTGREECEより)

前に行ったギリシャ展では特に神話的な内容が特に興味深かったが
今回は文明的な点が印象づいた。

地味ではあるがストレンギスなどは、リアルにその時代に選手が
身体についた砂などをかき落としている様を想像出来たり、
時代を身近に親しめる内容のものが多かった。

あらゆる品のひとつひとつの線の美しさ、絵や表現の独特さ、
碑文などにある文字の造形のかわいらしさは特に記憶に残る。


特筆すべきはアンティノウスを生で見られたことだ。
彼の彫刻はいろいろあるが、デスクトップにするほど好きで
いつか生で見たいと思って何年か過ぎた今、突然最後のほうに現れたのだ。

やばっと言ってしまいそうになった。
あらゆる角度から気のすむまで見て、おっと思う素敵な角度でいくらか
じーっと眺めていた。至極の時間だった。
今回の展示にあると知らなかったのだから、本当に幸運だった。

何といっても彫刻が好きだ。
その頬のあたりといい、手に浮き出た血管といい、足の指といい、
血が通っているとしか思えなくなる。
きれいな指先にはくぎ付けになる。
身体の曲線美や大理石の色に得も言われぬ魅力がある。

ハドリアヌス。欠けていてもこの美しさなのだから!

モザイクのビーナスもこれまた巨大で見ごたえのあるものだった。

モザイクは写真などで見るといまいちその良さが伝わってこない。
あたしには。
実際に見ると美しさにかわいさもあって、とても素敵だ。

時々動物の作品もあるが、牡牛の像のシンプルで古代な感じはいい。

アンフォラに描かれていたタコなんて、どこかしら間抜けでいて
にくめない個性的なやつだ。なんだかムーミンを思い出す。


牛頭のリュトンは入り口に堂々と宣伝されていたが
実際にそのサイズはそこまで大きいわけでないのに
圧倒する存在感、色の美しさや、空気は半端ではない。

タピさんはこれを見たいがために今回行こうと誘ってくれた。
だからこいつには念入りに感謝しておいた 笑
角の金の色の見事なことといったら。
ほれぼれする。


さてあたしの好きなスペドス型女性像がこのたびも。
このシンプルかつ造形美。みればみるほど素敵だなあと思う。




さらにこのような両手をあげた女神の像も。
こちらもかなりかわいい。実際これは当時とても人気があったそう。

こちらはギリシャの美しい文字。


この杯なんて可愛すぎてやいませんか。
こういうコーヒーカップあったらうれしすぎるのですが。


文明の詳細についてはまたの機会に譲るとして。

毎回のことだが やはりこういうものは
生で見るのが一番だと思う。満足感がちがうし
今回はチケットが格安で入手できたのだが
正規の値段で払ってみても十分に満足できる展示だ。

時間帯のせいか人が割と少なかったので見やすかった。
ロッカーがあったのでコートなんかを置いて行けたのが良かった。
あたしの場合、いつ急に疲れるか分からないため、荷物を
預けられることは重要なポイントだ。

いつものように本を買って帰る。
今回のお土産はあまりぱっとしなかったきがする。
それこそ牛頭のリュトンの小物があればほしいとタピさんは
言っていたのだが、思ったようなかっこいい小物はなかった。
残念。あたしはブックマークや本やマグカップなどを購入。

また改めて触れると思うが、小物のひとつひとつの
美しさは見ていて飽きずにとても興味深かった。
絵などは、本当に面白い表現で、どこか日本の昔の絵みたいでもあった。

体力に不安があったがゆっくり充実した素晴らしい時間を持ててよかった。
また、思ったほど疲れることもなく歩き回れて楽しかった。
女性受けしそうな感じの柄が結構あった気がする。
あちこちで女性や婦人が可愛いと声をあげているのを聞いた。

アルカイックスマイルも再び。あのスマイルはある意味無敵な気がする。


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