ロイヤル・エレガンスの夕べ2014
ついに 公式サイト で詳細が発表されましたよ~!
現時点での出演予定ダンサーは当初の発表どおりで、ラウラ・モレーラ、サラ・ラム、崔由姫、ネマイア・キッシュ、スティーヴン・マックレー、リカルド・セルヴェラ、平野亮一(以上英国ロイヤル・バレエ)、佐久間奈緒、ツァオ・チー(以上バーミンガム・ロイヤル・バレエ)。個人的にはモレーラ、ラム、セルヴェラがまた来てくれるのが嬉しい♪
予定演目も発表されました。NBSあたりの主催なら絶対に上演されないだろう(笑)レアな作品ばかりです。
・『真夏の夜の夢』よりオベロンとタイターニアのパ・ド・ドゥ(フレデリック・アシュトン振付):ラウラ・モレーラ、ツァオ・チー
ツァオ・チーが佐久間さんとではなく、モレーラと踊るというのがまず面白い。モレーラのタイターニアってのも新鮮。
・「レクイエム」よりソロとパ・ド・ドゥ(ケネス・マクミラン振付):崔由姫、ネマイア・キッシュ
マクミランがジョン・クランコを追悼して作ったという作品。音楽はフォーレの『レクイエム』だったと思います。「ソロ」はアダム・クーパーが踊ったものと同じかもしれませんが、「パ・ド・ドゥ」は観たことがありません。
・「エニグマ変奏曲」よりトロイトのソロ(フレデリック・アシュトン振付):リカルド・セルヴェラ
熊川哲也さんがK-Balletの公演で上演したことがあるのでは?セルヴェラを単体で観られるのは嬉しいです。
・『眠れる森の美女』より第3幕のパ・ド・ドゥ(マリウス・プティパ振付):サラ・ラム、スティーヴン・マックレー
定番演目ですが、ロイヤル・バレエで上演されているこのグラン・パ・ド・ドゥの振付は、ロシア系のものとは違うようです。ロイヤル・バレエの振付のほうが見ごたえがあり、また難しいのではないかと個人的には思います。ラムとマックレーの偏差値高い&音楽性高いペアなら安心保険。
・「ルーム・オブ・クックス (Room of Cooks)」(アシュレイ・ペイジ振付):ラウラ・モレーラ、リカルド・セルヴェラ、ネマイア・キッシュ
日本初演だそうです。10数年以上前の作品のはずです。初演されたときの批評しか読んだことがありませんが、変わった作品らしいです。でもこうやって上演されるってことは、向こうでは人気があって、息の長い作品になったのでは?
・クリストファー・ウィールドン作品(未定):サラ・ラム、スティーヴン・マックレー
理解可能な作品でよろしくお願いします。
・「エリート・シンコペーションズ」よりスウィート・ハート(ケネス・マクミラン振付):崔由姫、リカルド・セルヴェラ
宇宙人衣装のあの作品ですね。音楽はスコット・ジョプリンで、TVCMや映画でしょっちゅう使われてます。
・「アスフォデルの花畑」より第2楽章(リアム・スカーレット振付):ラウラ・モレーラ、ネマイア・キッシュ
きたかリアム・スカーレット!観させてもらおうじゃん!ロイヤル・バレエのゴリ押し「振付家」ではないことを証明してもらいましょー。
・「ディアナとアクティオン」(マリウス・プティパ、アグリッピーナ・ワガノワ振付)佐久間奈緒、ツァオ・チー
なんか前にもこの二人でこれを観たことがあるような気が?記憶違いかな。
・「レイヴン・ガール」よりパ・ド・ドゥ(ウェイン・マクレガー振付):サラ・ラム、平野亮一
これも日本初演だそうです。理解可能な作品でありますように。
・クリスティン・マクナリー作品(未定):崔由姫
こちらはなんと世界初演。クリスティン・マクナリーはロイヤル・バレエの現役ダンサー。『不思議の国のアリス』ではデカい包丁持って凶悪な顔した料理女を踊りました。振付もやるのか~。「海外公演を利用してキャリアの既成事実を作る」系の作品じゃないといいですね。
・「QUIZAS(キサス)」 (ウィリアム・タケット振付):ラウラ・モレーラ、リカルド・セルヴェラ
タケットキター!!!これも日本初演。タケットなら盤石でしょー。
・「~Tap~(未定)」(スティーヴン・マックレー振付):スティーヴン・マックレー
作品名は決まってないけど、タップ・ダンスがメインな作品ってことなんでしょう。前回もそうでしたね。好きだなあ。
楽しみですね。