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キエフ・バレエ団について (artemis)
2014-08-05 16:25:01
はじめまして。
わたしも、ウクライナ情勢は気になっていましたが、キエフ・バレエ団には直接影響はないだろうと思っていました。
ところが、日経新聞の朝刊(6/26)に掲載されていた田北志のぶさんのインタービューを読んで驚きました。
今年の2月、キエフで反体制派の市民と警官隊の間で銃撃戦があったそうです。そんな中でも、来てくれたお客さんのために予定通り公演を開いたのだとか。
さすがに劇場を閉めた日もあったようですが、今では普段通り公演を開いているとおっしゃていました。しかし、詳しい情報が入ってこないので心配ですね。
なお、インタビューの詳細は日経新聞のHPに行けば読めるかもしれませんが、有料会員登録が必要です。
 
 
 
なんとか早く収まるとよいのですが (チャウ)
2014-08-05 22:40:22
artemisさま、こんにちは。コメントをどうもありがとうございます。

年末に行なわれるキエフ・バレエ日本公演ですが、『くるみ割り人形』に引き続き、「レ・シルフィード」と『シェヘラザード』の公演も決まりましたね。

『シェヘラザード』には、ファルフ・ルジマトフとユリア・マハリナがゲスト出演するとのことです。ダンサーたちがこうした形で、国と国との軋轢をものともしない姿勢を示すのは、とてもすばらしく、また尊敬すべきことです。

皮肉なことに、ケダモノ同然のチンピラ連中(「親ロシア派」とかいうそうですが)が起こしたマレーシア機撃墜事件で、ロシアは非常に苦しい立場に立たされました。今までのような露骨な侵略政策はしばらく取れないでしょう。

内政面でもロシアとの関係でも、ウクライナ情勢が更に悪化することのないよう祈るばかりです。
 
 
 
「バレエ・リュスの祭典」出演者変更について (artemis)
2014-10-10 17:57:04
チャウさん、こんにちは。

キエフ・バレエ「バレエ・リュスの祭典」の「シェヘラザード」ですが、光藍社のHPで出演者変更が発表されましたね。
ファルフ・ルジマトフ→イヴァン・プトロフ(元英国ロイヤル・バレエ団プリンシパル)
ユリア・マハリナ→エレーナ・フィリピエワ(キエフ・バレエプリンシパル)

出演者変更の理由は、ウクライナ、ロシア間の政治的諸問題のため、両国間の文化的協力にも影響が及び、ロシア国籍の芸術家である彼らとキエフ・バレエとの共演ができないとのことでした。

両国を取り巻く環境がますます悪くなっていくようで心配しています。
 
 
 
なんて愚かな! (チャウ)
2014-10-10 21:10:48
artemisさん、こんにちは!

急いで光藍社のサイトを見てきました。大ショックです。キャスト変更に対してではなく、文化の問題に政治が介入して、これを妨害したことに対してです。

これは非文明的な後進国がやる行為です。ロシアとウクライナのどちらがこんな嫌がらせをしたのかは分かりませんが(おそらくロシア側でしょうね)、なんて愚かなことをしたんでしょう。

キエフ・バレエがロシア・バレエの伝統を色濃く受け継いでいるのは、ロシアにとって非常に好都合なことです。ロシア側は今こそこの現実を大いに利用すべきです。賢明な政治家ならそうするはずです。

それを、政治面ばかりか、文化面でもロシアとウクライナとを乖離させようとするのは、一体どのバカな政治家や役人が思いついたことなのかと呆れてしまいます。もしロシア側が言い出したことなら、ロシアとウクライナは違う「国」同士だ、と認めたようなものです。

ウクライナの国立バレエ団であるキエフ・バレエの公演ということで、今回はこのようなことになったのかもしれません。日中の政治関係が最悪だったときにも、公的な性質を持つ文化交流の行事は次々と中止されていましたから。

ルジマトフ個人のガラ公演などでは、このような事態になってほしくはありませんね。

しかしまったく、なんという愚かなことをしたんでしょう。怒りを覚えます。
 
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