クラぶろぐ

つれづれ日記は、日々の出来事や心に映ったことを 工房日記はカスタムビルドの作業状況やそれらにまつわる話を中心に

依頼品ジグ

2009年04月05日 | 工房日記
しばらく更新してませんでしたが、依頼品ジグのコーティング終了。

冬場の定番となってる、サーベリングですが、牙族であるが故にルアーロスト無しには出来ない釣りになってるんで、釣り友から依頼を受けてのジグ製作となりました。
原型はセンターバランスの専用タイプではなく、彼にとって定番となってるハ〇リ。しかも初期型。
最近ではショップで見る機会も殆どなく、メーカーへオーダーするとべらぼうな金額になるということでしたし、牙族以外に青物にも普通に使えるジグなんで、型取りしても損はないしね。

ロット-1


コーティングを乾かす什器の仕様で1回のロットが12個までなんで、その仕様いっぱいに作りました。
カラーパターンはオーダーがありましたので、そのように。
パールホワイトにピンクバックなんて初期型にしかないパターンなんで、作りながら懐かしさを覚えました。
ホロシールに関しては、ウェーブ・クラッシュ・マーブルの3パターンを用意。
平面では無いので1枚で貼るのが難しかった為、パーツに分けて貼ったパターンと、曲面追従可能なタイプとを使い分け。
曲面追従タイプを使用した事もあって、コーティング剤は水性エマルジョンタイプを初使用。数回コーティングを重ねた後、強度UP用に推奨されてたウレタンコートを使用。

すでに実釣投入され、牙族はもちろんの事、青物もゲットできたとの報告アリ。
まぁ、原型が原型だけに、当然と言えば当然かもしれませんが、製作サイドとしては嬉しい報告。

ロット-2


ロット-1を実戦投入した結果から補完するカラーパターンの追加オーダーがありました。
並行してシークレット作業も行ってた関係上、半分の6個だけ先行して完成。
オールシルバーホロは個人的にも実績あるパターンですし、それのスモークバージョンも好きなカラーパターンです。
グリーンに関しては、ある特定のコンディション時に効果を発揮するということです。
あとは鉄板カラーのパープルですが、手元に塗料が無かったんで、買い出しして、発色をチェックしてから本作業に入るつもりにしてたんで、同時完成とはならず。



で、これが、発色テスト用に作ったアルミ貼り初期型復刻バージョン(自分用)
これ以外にあと2色買ってみたんですが、この色がたぶん一番イメージに近いのではなかろうかと推測。
カラスバージョンはスモークカラーのテスト用の副産物。フリーハンドでウロコ模様を入れてみました。

この冬はタイミングが合わず、沖には出られずじまいでしたので、自分用に作っても使える日がやってくるのかどうか・・・

最新の画像もっと見る