ロッテから移籍をした選手は成瀬、今江の例を挙げるまでもなくあまり結果を残せないケースがほとんどなのですが、今年は本人たちとすれば満足のいくシーズンだったでしょう。
ロッテファンからすれば微妙と言いますか、大松の活躍には素直に喜び、一方でいろいろと言われてはいますが結局は条件闘争でソフトバンクを自ら選んだデスパイネのそれにはプロなので当然の選択だとは理解をしつつも個人的にはむかつきしかなく、このあたりは人それぞれだとは思います。
今オフも多くの選手が戦力外通告をされましたがプロの世界でどれだけが生き残れるのか、喜ばれようがむかつかれようが生き残れてこそ、FA、トライアウトは11月です。
■大松尚逸(ヤクルト)
94試合 130打数 5得点 21安打 打率.162 3二塁打 0三塁打 3本塁打 16打点 0盗塁 13四死球 27三振 得点圏打率.160
結局のところは打率は1割台に終わった大松ではありますが、昨年にアキレス腱を断裂したところからの復活と考えれば4年ぶりの100打席は凄いことだと思います。
ロッテと同様にどん底に沈んだチーム状況だったからこその出番と言えなくもないものの、それであればむしろ若手にチャンスを奪われてもおかしくはない外様ですのでチーム内で評価をされているのではないかと、打率、得点圏打率にしては安打数に比して打点が多いのも代打の切り札的な立ち位置を後押ししたのでしょう。
開幕からずっと一軍にいたのはいつ以来なのか、サヨナラアーチも二発ありましたし、交流戦ではロッテ戦も含めてクリーンアップを任されることもありました。
ヤクルトも来季に体制が変わるので大松もまた一からのスタートとなりますが、ベテランの意地でもうひと輝きを期待しています。
■アルフレド・デスパイネ(ソフトバンク)
136試合 478打数 66得点 125安打 打率.262 15二塁打 0三塁打 35本塁打 103打点 3盗塁 64四死球 119三振 得点圏打率.326
序盤のペースからすれば40発に届くであろうと思われていたデスパイネですが、6月に右太もも裏痛で離脱をしたことも影響をしたのか夏場以降はあまり上乗せができずに、しかしそれでも本塁打、打点の二冠ですからソフトバンクからすればしてやったりでしょう、内川、柳田の故障もありましたからデスパイネ様々だったのではないかと思います。
ヤフオクドームでアーチの半数を打った一方でZOZOマリンでは4発を放ちながらも打率は.227ですので、ロッテに残留をしていればこれほどの数字は残せなかったでしょう。
自分が活きるだけではなく周りも活かせる打線の核になれるソフトバンクこそがデスパイネにとっての適所だったと、そうとでも思うしかありません。
パラデスとダフィーは散々なことになりましたが途中加入のペーニャがシーズン換算をすれば31発、来季にデスパイネを上回る活躍をしてくれることを願うばかりです。
良いチームに入りました。
元ロッテ戦士ジョニーが日ハム退団だとか。
清水直、ジョニー投手コーチだとしたらそれだけでもワクワクしてしまうな。
ですね、あのままロッテにいてもこれだけの出番はもらえなかったでしょうし、諦めずに現役続行で正解でした。
黒木はどうでしょうね、清水直とともにであればブルペン担当なのか、日本ハムであれば外様ですからいいとしても、年齢的にも清水直との関係が難しそうな気がしないでもなく。
てか、OB復帰であれば小坂に戻ってきて欲しい、あのスローイングの貧弱さを叩き直してください!
>うみうみさん
ソフトバンクはゲレーロに触手、なんて報道もあるようで、ただ守備位置が足りないから無理かなぁ、さすがに。
柳田、中村、上林の外野陣に割り込めるとは思えず、サードには松田がいますし、DHはデスパイネ、うん、やっぱ無いな。
いやいや、ロッテに欲しい(笑)