CSの心配をしますか

 

船橋駅に着いたときには既に7点のビハインドだったのでかなり迷ったのですが、チケットもあるし50回来場で一息をつくと怠け癖が出そうなので頑張って球場に向かいました。
しかしさすがに10点のビハインドで観戦を始めたケースは記憶になく、暫くは試合を眺めていたのですがあまりにつまらなくなったのでネタを探して場内を歩き回り、そして見つけたのが鈴木大地と三塁打を引っ掛けての「大地の恵み味噌ラーメン」で、33食限定ながらも21時に近くなっても余裕で食べられたのが哀しくもあります。
肝心のラーメンは味噌ラーメンに海苔は珍しかったですが普通な感じで可もなく不可もなく、山芋かと思った白い物体がじゃがいものペーストだったのに驚いたぐらいで、自分にはむせるような濃厚さがあれでしたが食べ終わって席に戻れば最終回の悪あがきを見られましたので、まあいいアクセントにはなりました。

それにしても唐川は4回を13安打10失点は打たれすぎでしょう。
既にマウンドを去っていましたし帰ってからパ・リーグTVでチェックをする気にもなれない結果でしたのでどれだけダメダメだったかは分かりませんが、伊東監督が「もう言葉が出ない」と嘆き、唐川も「自分でも分からなくなってしまった」とコメントをしたようですから、これまでで一番に悪かったのかもしれません。
展開があれですので参考程度ですが大谷が5回を4安打無失点に抑えましたから、フラットに考えれば大谷がそうであったように「男になれないやつがいた」と唐川を先発から外し、藤岡がそうであるように「次は先発で」と大谷にまたチャンスが巡ってくるのでしょうが、そこはバイアスがかかるのでしょうから大きな動きはないのではないかと思います。
ただ唐川に責任をとれとばかりに120球も投げさせましたので中5日でのソフトバンク戦は厳しいかもしれず、また浦和で復帰登板の西野も4回を8安打6失点と内容も悪かったようですし球数もそれなりだったでしょうから、シャレにならない焔の車になってきました。
初回から大炎上でしたので勝利の方程式はブルペンにすら入らなかったのではないかと思えるのが、数少ない今日の収穫です。

唐川が抑えるかどうか以前に打線が金子を攻略できるか、なんて余計なことを書いたのが悪かったのかもしれません。
それとは真逆に打線がどうのという以前に唐川が撃沈をしてしまい、挙げ句に復帰の今江が3安打猛打賞ですから汗顔の至りです。
ここで非情采配かよと突っ込みたくもなる塀内の即日抹消の代わりに金澤を上げて捕手三人制にしたのは先日の江村に代打を送れなかったことの悔いなのか、ブラゼルの代わりは細谷ではなく福浦とはいかに、井口はDHでお休みモードながらも5打席を任せるのね、などなど考えることはありましたが、この大敗では些末なことに過ぎません。
そして明日は見透かされたかのように2戦2敗の前田に手玉に取られるのでしょうし、藤岡は火だるまになるのでしょう。
こう言っておけば明日は真逆に大勝だと、そう夢見て明日を待つことにします。

 

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計 安 失 オリックス 4 2 0 4 0 0 0 0 0 10 17 1  千葉ロッテ 0 0 0 0 0 0 1 0 3 4 9 1

◆9月17日（火）　千葉ロッテ－オリックス20回戦（ロッテ11勝8敗1分、18時15分、QVCマリン、11,515人） ▽勝　金子　25試合12勝8敗 ▽敗　唐川　24試合9勝10敗 ▽バッテリー 千葉ロッテ　唐川、大谷―里崎、金澤 オリックス　金子、戸田、小松―伊藤