オリオン村

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
since 2007.4.16

崖っぷちからの下克上

2010-10-19 21:07:23 | 千葉ロッテ

今日も帰りは遅い予定が5回の先制でいても立ってもいられず、周りを拝み倒して会社を後にしました。
間に合えば千葉マリンでのPVで喜びを分かち合おうと思ったものの、船橋駅に着いたときには8回に入っていたので胴上げをナマで見ることを優先しての帰宅です。
神様は努力をしたものに幸を与え、またときには試練をも与えます。
最後の打球が西岡のところに飛んだのは偶然ではないでしょうし、また最後の打者が小久保だったことは捲土重来への叱咤激励なのでしょう。
兎にも角にも5年ぶりの日本シリーズ進出で明日からのチケット争奪戦は激しいことになるでしょうが、今度こそヤフオクではなく正規のルートで入手をしたいものです。

それにしても見事すぎる下克上でした。
仙台での悲劇の連続サヨナラ劇で終わった感が漂ったところからの逆襲は記録にも記憶にも残るもので、これだけで一冊の本が書けそうです。
一敗もできないところでの3連勝で僅か0.5差でCS出場圏内に滑り込み、ファーストステージでは2戦とも最終回に追いついての延長戦での勝利、そしてファイナルステージでは王手をかけられてからの3連勝ですからミラクルとしか言いようがありません。
もちろんミラクルにも裏打ちをされる理由があり、覚醒をしたかとも思える勝負師ニシムラのキレのある、しかし堅実な采配があってこそです。
この相反するような両者が見事に融和をしたことでロッテ野球が昇華をし、そしてそれを支えたのが最後まで諦めない選手たちの粘りです。
成瀬の笑顔、西岡の涙、サブローの抱擁に里崎のバンザイ、全てが絵になりました。
西村監督に続いて重光ジュニア、そして瀬戸山球団社長が宙に舞ったことが、「和」の象徴として報じられることでしょう。

前回に続いて中4日で登板をした成瀬は無四球完封でCSのMVPを獲得し、日本シリーズでの活躍が期待をされます。
一見すると杉内との投手戦のようにも見えましたが、その実は大きな差があったことが勝負の別れ道となりました。
ストライク先行で球数を少なくこなしていく成瀬に対して、いつぞやのロッテの選手を思わせるような悲壮な表情で投げる杉内はボールにばらつきがあり球数を重ね、心のスタミナが切れるような形で四死球による連続押し出しと野手の間を抜いていくタイムリーで今季を終えることとなりました。
ひげをそり落としたファルケンボーグはツキも一緒に落としたかのようにレギュラーシーズンでは1本も打たれていないホームランを大松に浴びて敗戦を決定づけてしまい、ソフトバンクファンからすれば信じられないような光景であったと思います。

打線も初戦と同様に数少ないチャンスを確実にものにする畳みかけるような攻撃で、まさに怒濤との言葉がピッタリでした。
やや杉内の自滅感もありましたが、ボール球に手を出さずに、またファールで粘るなどした地味な野球の勝利でしょう。
打率は低いながらも効果的なアーチにボディーブローのように効く四球、そして大事な場面できっちりと決めたバントなど、敢闘賞があればあげたい清田は今日も四球を選んで打線の繋ぎの役割をしっかりと果たしてくれました。
下位に座れば恐怖の打者となる里崎のヒットに迷い無く振り切ったからこそヒットになった西岡、ボールに当たるバットを求めるぐらいに悩み深かったサブローの四球に気持ちで野手の間を抜いた今江、尻上がりに調子を上げてきた金泰均に史上最強の8番打者と化しつつある大松と、それぞれが自分の仕事をきっちりとこなしてくれたからこその勝利です。
そして先制点かつ決勝点となった死球をもらった井口、血管を浮き出しながら胴上げにはしゃぎまくる的場が、草とならずにロッテに馴染んでくれたことも大きなポイントでした。
ベンチの置き石となりながらも絶妙なバントを決めた塀内の存在も見逃せません。
ロッテファンにとっての「10.19」が悪役としてではなく、ようやく主役としての記憶に塗り変えられたことをここに宣言します。

リーグ王者であるソフトバンクには申し訳ない結果となりましたが、これも球界のルールですから仕方がありません。
悔しさなどもありやっかみ半分の批判も当然のことながら出てくるでしょうが、史上初の3位からの勝ち上がりにむしろ胸を張るべきです。
アドバンテージをひっくり返したのも史上初ですし、賞賛に値する戦いであったと思います。
感動をありがとう、心からそう思いますし、11月まで野球を楽しませてくれる球団、スタッフ、選手には感謝の気持ちでいっぱいです。
何とか日本シリーズのチケットを入手して、この感動をナマで観戦できるよう頑張ります。



  1 2 3 4 5 6 7 8 9
千葉ロッテ 0 0 0 0 4 0 0 3 0 7 10 1
 ソフトバンク 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 4

0


◆10月19日(火) ソフトバンク-千葉ロッテCS最終S第6戦(ロッテ4勝2敗、18時2分、ヤフードーム、33,515人)
▽勝 成瀬 3試合3勝
▽敗 杉内 2試合2敗
▽本塁打 大松2号(ファルケンボーグ)

▽バッテリー
千葉ロッテ 成瀬―里崎
ソフトバンク 杉内、森福、和田、ファルケンボーグ、攝津―山崎、田上

 

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88 コメント

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幸せ(感涙) (真砂マリン)
2010-10-19 21:21:09
凄いチームになったなぁ…(涙)
おめでとう!マリーンズ!
ありがとう!マリーンズ!
感無量ですねぇ…(感涙)
オリオンさん!
ファンの皆さん!
ハイタッチしましょう!
いやぁ~幸せです(笑)
奇跡の大逆転! (もぐら)
2010-10-19 21:25:01
やった!やりやがった!!空前の下克上達成!
ウイニングボールは西岡!ほんまにようがんばったなぁ……!!
完勝 (のふりん)
2010-10-19 21:25:12
完膚なきまでに叩きのめした完勝でしたね。ウイニングボールが西岡のところに飛んだ時、野球の神様っているんだなあと。感動しました。最高!!!
成瀬っ! (江戸川マリン)
2010-10-19 21:25:56
シーズンラスト3試合から今日までの11試合をなんと9勝2敗。いろいろミスもありましたがこの結果はすごいのひとことです。
シーズン中に散々「高給取りの責任を」と文句ばかり申し上げた成瀬・俊介で3勝です。特に成瀬はレギュラーシーズンの失敗を一気に挽回しました。
素晴らしい!
そして西岡!日本シリーズでは爆発してくれよ!
強いチーム (しぇり)
2010-10-19 21:26:33
終盤の3連勝から徐々に選手たちが力強くなっていったと思います。
どんな崖っぷちでも諦めない気持ちがあれば、
きっと日本シリーズもいい試合をしてくれると思います!!
とりあえずおめでとう!!!!
やたー! (ぽんたろうアルトマン)
2010-10-19 21:30:33
あっしも間悪くフライングだよん。
どさくさ紛れに初コメ (幕張の翼)
2010-10-19 21:35:33
胸のMマークは“ミラクル”のM!!
おめでとうございます (アムニカ)
2010-10-19 21:38:07
出張帰りでTV見てませんが、飛行機の中でラジオを聞いてました。

感動です。

更新待ってますね。
まさかのまさか (はれたろう)
2010-10-19 21:39:08
やったー!最後の最後まで野球がみれる。
ありがとう!マリーンズ! (フレッド)
2010-10-19 21:39:26
ウイニングボールが西岡のところに行って本当に良かった。剛、ありがとう、良くやった!

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