環境色彩デザインを考える人へ

長年の経験と実践の中から、色彩デザインに役立つ情報やアイデアを紹介して行きます。

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レクチャーの感想から考えること

2011-10-03 19:05:56 | 対談・レクチャー
去る7月30日(土)に登壇させて頂いたGSDyサロンのミニシンポジウム、『風景を醸し出すディテールのデザイン-素材・色彩から考える風景』の報告書がHPにUPされています。全18頁の立派な報告書、特に冒頭のマテリアルディレクター、田村柚香里さんのテキストはとても貴重な内容です。ぜひご高覧下さい。

この夏は建築や土木・アーバンデザイン、ランドスケープデザインを学ぶ若い方々に環境色彩デザインの話をさせて頂く機会に恵まれました。いつかそれぞれの分野に関係なく、素材や色彩についてより広く多くの方々と語り合えるような場を、自身で構築して行きたいとも考えています。

頂いた感想は単に面白かった・為になった、というばかりでなく、各自の分野や抱える課題に惹き付けて下さった方が多い様に感じました。また自身の話す言葉がそういう風に伝わるのか、と意外に思う部分も多くありました。説明が足りない部分もありますが、色彩計画はやはりどこかで『形態や空間から切り離された表層的なもの』という感覚もまだ根強くあるのだなと思います。

それを一概に誤解である、と言い切れないと感じてもいます。現に、そうした色彩の扱いも多く見られますし、積極的な化粧が新しいまちなみを創る可能性もあるはずだとも思っています。

伝えることとその伝え方について、特にこの一年半ほど特に強く意識していますが、それは先方に『意識させる』とか『わからせる』という風にせず、あくまでそれぞれの専門分野において色彩との係りに意識が芽生え、あわよくば発展させて貰えると良いな、くらいに考えています。

そのため自身が環境色彩に係る分野の話をどう咀嚼出来るかということを、とても慎重に考えるようになりました。今年は個人的にインプットを強化年とし、自身も様々な講演会やレクチャー、展示に通っています。先週はUIA 2011 TOKYOが開催中だったこともあり、その関連イベントがとても多く、この数週間はいささか消化しきれていない部分もあります。

2050年の東京、海外の建築家が考える色彩、景観は誰が創るのか?…等々。
改めて、色彩の役割や可能性をどのように発信して行くか、深まる秋と共にひとつずつ、カタチにして行きたいと思います。



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