イタリア国際の決勝戦がナダル（ランク2位スペイン）とズブレフ（ランク3位ドイツ）の間で戦われました。1セット目はズブレフが簡単に６－１で取りましたが2セット目はナダルが逆に６－１で取り、試合は最終セットに入りました。最終セットは最初にズブレフがブレークしましたが、次にナダルにブレークバックされ、お互いサービスをキープしあうものの、雨が降り出し試合中断、試合再開後はナダルが勢いを取り戻し連続でブレークして６－３で取って２－１で優勝しました。雨の中断が試合の流れを変えた感じがあり、雨がなければ違った結果になっていたかも知れません。
クレーコートで育ったナダルはスピンの効いた深いボールで相手を下げチャンスでドロップショットで決めるという上手な試合をしていました。レシーブでは後ろの壁すれすれまで下がって相手の速いサーブを上手くレシーブしていました。クレーの王者と言われるだけはあります。これでナダルはフェデラーを抜いてランキング1位に返り咲いたそうです。この大会でベスト8に入った錦織選手はジョコビッチを抜いて21位に上がったそうです。
