R・フェデラー(第17シード)とR・ナダル(第9シード)の決勝戦は、壮絶な試合になりどちらが勝つか最後まで判りませんでした。試合はフェデラーが6-4、3-6、6-1、3-6,6-3のフルセットの末に勝ちました。フェデラーは、ナダルよりネットプレーでポイントを多く稼ぎました。途中第4セットが終わった時点でフェデラーがメディカルタイムアウトを取り心配しましたが、その後の試合には影響がなかったようです。
フェデラーの最後のインのショットをナダルがチャレンジし、判定でインとなって勝負が決まりました。決まった時に、フェデラーは何度もガッツポーズをやって涙ぐんでいるようでした。フェデラーのグランドスラム優勝は約5年ぶりだそうで、4大大会で最多の18勝を挙げたことになるそうです。錦織選手も負けた相手が優勝ですから、多少気分が収まるでしょう。この優勝でフェデラーは優勝賞金約3億2千万程を獲得したそうです。優勝スピーチの中でナダルに「テニスは厳しいスポーツで引き分けがありません。もし引き分けがあるのなら、あなたと分かち合ってもいいと感じることができる試合でした」と好敵手の健闘を祝福していました。名選手同士の試合を優勝決定戦で観られたのは素晴らしい事でした。
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