クレーの王者ナダル(ランク4位スペイン)と若いティエムとの準決勝は、ナダルが自分のテニスをやれて、ティエムは相手から攻められてばかりで全く手も足も出ない試合になりました。今まで沢山のエースを取ったバックハンドの強烈コーナーショットもナダルには自信がなかったのか、打つことが出来ませんでした。全仏というグランドスラムで相手が往年の王者というのに圧倒されてしまったという印象でした。やはりこれが若さなのでしょうか?猫ににらまれたネズミのようで何だか気の毒でした。
もっと思い切ったプレーをすればエースも沢山取れて反撃も出来たはずですが、「大人しいまま」のティエムで終わってしまいました。その結果、試合は6-3,6-4,6-0で一方的な試合になってしまいました。遠からず、世界ランク1位を期待されているティエムですから、これを糧にして更に大きくなって出て来て欲しいですね。これで、決勝戦はナダルとフルセットでA.マレーを破ったワウリンカ(ランク3位スイス)との対戦になります。それにしてもグランドスラムは人並み外れた体力が必要です。
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