弟と一緒に行く今年の秋の一泊釣行で富浦港(館山の手前)に行ってきました。前回は5月で結構釣れてブログにも掲載しました。狙いはいつも「クロダイ&メジナ」等です。今回の釣行は色々ハプニングがありました。
まず、前回良く釣れた目的の岩井袋港に向かいました。ここで最初の問題が起こりました。岩場に降りる梯子が取り外されていました。何処からも釣り場に降りれません。仕方なく、10分ほど南の富浦港まで行く事にして、そこの岩場で釣りはじめました。ここは浅くてもう一つです。弟が「来たか!大きいぞ」と竿を絞ってます。形が見えると30cm大の「アイゴ」とかいう背びれに毒がある魚でした。タモを出すのが面倒とそのまま釣り上げたところ、魚の背びれが僕の太ももにぶつかりました。2番目の問題発生です。すぐに痛みが出始めて腫れ始めたので、どの程度の毒か判らないし、足が腫れあがっては大変だと取敢えず近くの病院を聞いて車で駆けつけました。しかしうちでは判らないと救急病院にまわされました。そこの先生が言うには「日本の近海の毒がある魚では、刺されても命に別条はありません。痛いか、しびれる程度です」そうでした。そう言えば救急病院に着く頃には痛みも薄らいでいました。
次は宿が問題でした。岩井(南房)近辺の民宿や釣り宿を3日程前に「月曜日1泊お願いしたいんですが」と当たった所、10軒ほど当たっても「あいにく満室です」という事でした。盆休みや連休中でもあるまいし、1軒も空いてないとはおかしいなぁ?と思いましたが、やっと1軒見つかった「民宿ぜんべい」という宿で理由が判りました。ちょうど千葉市の小学校が「宿泊学習」とかいうのをやっていて、大勢が泊まれる岩井~富浦近辺の民宿に分宿しているそうでした。岩井周辺は50~60名が泊まれる大きな民宿が沢山ある「合宿村」になっているようです。そのせいか、洗面道具すべてなし、部屋にお茶はなし、食事は大食堂でとサービス面はさっぱりでした。
翌朝、5時半起きでコンビニで朝食を買って、富浦旧港の堤防の先端で朝食を食べてから釣り始めました。途中2回ほどアイゴがかかり注意して逃がしました。ぽつりポツリと小型のメジナやベラがかかり、午前中で切り上げましたが、釣果は写真の通りでした。本命のクロダイは残念ながら今回もダメでした。