レッドクリフＰｒｔⅡ（最終決戦）

上映を待っていたＰＡＲTⅡをＰＡＲＴⅠに続き、さっそく家内と観に
いってきました。今回は海戦が主役になるので楽しみにしていました。
観終わって「いや～！中国もハリウッドに負けずこういう大作映画を
作れるようになったんだ。大したもんだ！」という実感です。

大軍を率いて攻めてくる曹操軍に対して、軍師孔明を擁する劉備たち
連合軍は数ではとても及ばない。そこで、孔明の様々な戦略で対抗す
ることになります。この戦略も見もの。連合軍の団結を裂こうとする
曹操軍の策略、ゆらぎそうになる信頼、勝つためには何が必要か、色
んな事を考えさせながら話が展開されていきます。

中国の雄大な景色に感動！音楽も良いが墨絵のような景色は中国なら
ではのもの。戦闘を指揮する将軍達の後ろでは女達も情報収集で活躍
をします。

長引く異国での戦闘、はびこる疫病に戦士の士気を高める為に双方の
将軍達は苦労しますが、戦争で１番犠牲になるのは、たくさんの民で
あるのは、いつの時代でも同じです。

三国志の本とは違うのでは？という展開や、違和感があるストーリー
も見受けられますが、これは映画としての見ごたえや、面白さを付け
加えたもの。全体としては、楽しめる良くできている、迫力のある映
画だと思われます。