妥協

学校の先生は凄い。
なんでもお見通しである。

自分が中学生の頃の話。

当時、自分は部活の部長を務めており、顧問の先生はクラス担任でもあった。

定期的に個人面談があったのですが、そこで先生は、

「妥協するな。」

とだけ、私に言いました。

その時からアホの子だったので、妥協という言葉がすっと入ってこなかったのですが・・・・・・。


今になって、その言葉がいかに的確であり、自分を見抜いていたのか、よくわかりました。


あの時からちょうど倍の人生を歩んだにもかかわらず、なーんにも進歩がないんです。

嫌なことからは逃げ、物事を自分で決められない。

そして、これでいいや・・・と、途中で切り上げてしまう。


今日、ふと自分の人生観などを思い返してみて、先生の言葉の重みがわかりました。


せっかく、まだなんとかなる、と思って言ってくれたのに、それを活かせない自分がいる。


言葉になりません。


・・・寝よう。