アルツハイマーとの戦い

2009年02月09日 66歳で父はアルツハイマー病と診断されました。
息子の介護日記です。

入浴  見守りから完全介助へ

2012年08月16日 20時22分02秒 | 新しい症状
実は少し前からやばいなって思っていたのですが、見て見ぬフリをしておりました。

でも、やっぱり完全介助が必要になりました。

なんというか、入浴を介助するってのは身体的に具合が悪い人にたいして
やるイメージがあるのですが、アルツハイマー(体が元気な状態)でも
やらなくてはいけないんですね。


足が動かなかったりしたら諦めも付くのですが、どこも具合が悪いわけでもないのに、
いちいち入浴に付きまとわれるのは父も嫌でしょうが仕方が無い。

身体も洗えていないし、臭いので仕方ありません。
外から見ていて「シャンプー使って。右の奴」って指示しても分からない。
右とか左とか、もう分からないんです。


もちろん、着替えも今までどおり指示が必要。
こりゃ、完全介護ですね。


そして、普通の人なら、「そんなんデイサービスに任せたら?」というと思うのですが、
うちの父には通用しない。

何しろ、さっぱりしたら「こりゃ爽快じゃ」って感じで、外に向う。
そしてドロだらけ。汗だらけ。行くなと言っても、直後に行っている。
腹が立って「どうにでもなれ」って思うが、いざ臭さ満点で帰ってくると、
シャワーさせたくなる。という感じで1日何度も介助が必要になっている。

つまり、デイサービスですっきりしたら、余計に汚して帰ってくるのだ。
ほとんど意味が無い。どっちみち、やらなくてはいけないのだ。


夏場は本当に嫌だ。
すぐに汗はかくし、(父にとって)やらなくてはいけないことは多いし、すぐに出たがる。
家の中にいる=遊んでいる、という風に思う昔人間なので出たがるのだろう。
別に寝ていて治るわけではないので仕方ないといえば仕方ないか。



時々、何のために生きているのか分からなくなる。

介護ってそういうものです。

血圧測定

2012年08月06日 19時00分25秒 | 新しい症状
今日、ふと思い出した。

「そういえば、最近、お父さんは血圧測定をしていない」

そこで考えたのは

「ん? 用紙が切れたのか!?」


しかも、肝心の測定器自体もない!
どこを探しても無い。


・・・・・?


妻に恐る恐る聞いてみた。すると


「はぁ? もう随分前に私が仕舞ったよ」


どうやら、三ヶ月ほど前から父は血圧測定が出来なくなったらしい。
機械の使い方が分からなくなった。

電源が入っていないのに、スタートボタンを連打。
電源を入れておいても、勝手に抜いてしまうし。そしてそのまま連打。
こういう状態が長く続いたので、片付けたとの事。
そういえば、チラッと聞いた気がした。
しかしながら、「その時だけの措置」かと思って気にもとめてなかった。



ちなみに、無くなった日以降、父が「血圧測定器、どこにいった?」という類の言葉を全く話していない。

毎日測定していたことすら、完全に忘れているのであろう。


迷惑な父

2012年08月02日 23時35分11秒 | 新しい症状
暑いですね、ほんと。

今日は本当に困った・・・・腹が立ったので報告。

ちょっとした外出から帰ってきた時のこと。

妻がギャーと叫んでる。

見ると、冷蔵庫が大変なことに。

最初に目が入ってくるのは、冷蔵庫が全開な事。
んで、よく見てみると、大きな発泡スチロールが入ってる。

どうやら叔父が送ってきてくれたムール貝とあさり(要冷蔵)を入れたらしい。
ま、本当ならば、発泡スチロールから商品を取り出して冷蔵庫に入れてくれたらよかった。

しかしながら、「冷蔵庫に入れなければならない!」って思いだけが先行したのだろう。
大きな箱ごと入れようとしたのだが、入らない。
んで、そのままにしてくれれば良かったのだが、無理矢理入れてみた。
扉は閉まらず、さらに棚は滅茶苦茶。35度を超える今日、冷蔵庫全開である。


しかも!!!


何故か知らないが、冷蔵庫の電源まで切られてる!!!


意味が分からない!!



おかげで、冷凍庫の冷凍物などは全てとけ、冷蔵庫内もムワッとしてる。
腐ってるか?

もう、疲れる。


父を呼んで聞いてみるも、「そんなのしらん。台所に入ってない!!」という。
誰かが勝手にやった!」とか言うし。

そのくせ、叔父からの荷物・・というと、「ちゃんと入れた」とか言うし。
どんだけ矛盾してんだよ。

冷蔵庫の電源も、誰かが勝手に入ってきてやった、と言い切るし。



本当に腹が立つ!


全く・・・・いつもは時間指定などして宅配してもらうのだが、お中元など
送る相手が好きなタイミングで送るものの場合は、本当に気をつけなくてはいけない。