<新刊情報>
書名:弟子から見たショパン<増補最新版>~そのピアノ教育法と演奏美学~
著者:ジャン=ジャック・エーゲルディンゲル
訳者:米谷治郎、中島弘二
発行:音楽の友社
著者:ジャン=ジャック・エーゲルディンゲル
訳者:米谷治郎、中島弘二
発行:音楽の友社
同書は、初版発売以降の約40年にわたる研究成果が反映された第4版に、未刊の原資料を加えた邦訳新版。直接の弟子を中心に、同時代の作曲家、演奏家、親しかった人たちなどの証言、楽譜、書簡集などから、疑いの余地のない資料のみを抽出。それらを丁寧に分析しながらピアノ技法とその教育法に対するショパンの考え方を読み取り、それらがどのような音楽的美学的背景から生まれたものかを探っていく。多くの資料に目を通すにつれ、個々の資料の持つ意味がより鮮明に浮かび上がっていくよう、資料類を著者による詳細な注釈とは別に独立した形で提供するという配慮もなされている。「ショパンの真の意図を知りたい」という著者の強い思いから生まれた“ショパン研究の決定版”。
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書名:なぜ東大生の2人に1人はピアノを習っていたのか
著者:中村三郎
発行:秀和システム
発行:秀和システム
現役東大生に「子供の頃どんな習い事をしていたのか」アンケート調査したところ、2人に1人はピアノを習っていたことがわかった。同書は、なぜ東大生にはピアノ経験者が多いのか、ピアノ演奏が右脳と左脳を刺激する仕組みなど、子どもの頃から音楽に親しむことでさまざまな能力やコミュニケーション力が高められる仕組みを解説。また、ピアノ授業が必須の開成中学の独創的な音楽教育、アメリカの授業事情なども紹介する。
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書名:校歌の誕生
著者:須田珠生
発行:人文書院
著者:須田珠生
発行:人文書院
いまや学校が校歌を持つことは当たり前となっている。しかし実は、明治以来現在まで、校歌を作ることを定めた法規は存在しない。ではなぜ、作成に手間を要する校歌がこれほど普及したのか。厖大な史料を読み解き、校歌の起源とに迫る、新発見に満ちた気鋭の研究。
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書名:日本ジャズ地図
著者:常田カオル
カメラマン:谷川真紀子
発行:交通新聞社
日本にしかないといわれる、音楽聴取を目的とした喫茶空間=ジャズ喫茶。好きな音盤をかけてお茶を差し出すという決まり事だけが共通の店を訪ねる全国行脚。あなたも始めてみませんか?
著者:常田カオル
カメラマン:谷川真紀子
発行:交通新聞社
日本にしかないといわれる、音楽聴取を目的とした喫茶空間=ジャズ喫茶。好きな音盤をかけてお茶を差し出すという決まり事だけが共通の店を訪ねる全国行脚。あなたも始めてみませんか?