プチ・ドラマ研究会Ⅱ

主に、テレビドラマや役者さんについて書きます。プラス、嵐ゴトも時々。

中間報告*サイレーン 刑事×彼女×完全悪女

2015-11-24 01:08:12 | ドラマゴト*15
こんばんは


5話まで観ました。
カラの存在感は、変わらず、群を抜いていますね。怖いんだけど、目が離せない、という感覚です。


里見は、カラの素性を探りながら、少しずつ、事件の核心に近づいているようですが、彼女の真の意図がまだわからないので、観ていて、少しのモヤモヤが残ります。


事件のカギを握っていたと思われる美容整形外科医・月本(要潤さん)が、あっけなく姿を消してしまったのは、意外でした。
彼は、カラについての何かを知っていたはずなんですよね。カラが、自分のカルテを焼却してしまうくらいだから。


この事件も、ほぼ同時にカラに襲われた少女を、月本が襲って負傷させたことになったままのはず。なんとも恐ろしいことです。
少女が目覚め、証言できる日は来るのでしょうか?
カラが、短髪のカツラをつけてまで病院に来ているのが、すごく怖いし、不気味です。


1話での二つの事件と合わせて、カラはとんでもないことをやってのけているのに、それを捜査官に気づかれるどころか、彼らを欺き、さらに、逆に動きを読んで探っているのがすごいです。
2話にて、犯人と渡り合えるくらいの格闘能力がわかりましたが、以後、自分の動きを探る里見の存在に気づき、冷静にその動きを確認するなど、かなり賢い人だということがわかりました。


警察も懸命に追ってはいるのですが…最も近いところにいると思われる里見が、カラに動きを読まれているくらいですから、なんとなく、捜査が停滞しているような感覚に包まれるのです。


里見は、あまりにもカラに近づきすぎて、猪熊の彼への信頼が揺らぎつつあります。
相棒なのに、それはちょっと、勝手に走りすぎだろう…と思うのですが、それも、カラの策略のうちなのでしょうか?


4話以降は、新たな事件も起こらず、展開はやや落ち着いているようにも見えますが、きっとまた、大きな山場があるのでしょうね。


それが、直接対決なのか、包囲網が狭まって、カラが動けなくなるのか、それとも、逃げ切るのか、全くわかりませんが、カラを中心に物語が回っていることは確かなので、引き続き、彼女の動きを注視しながら見守っていくことになりそうです。


カラの狙いは、目的は、何なのか?
その命題を、最後まで考えながらも、結局は、彼女に翻弄され続けてしまいそうです。