小字(こあざ)名が知りたい

2021年08月02日 | Weblog


3月には復帰しようとしていたフルート教室は、ついにいま8月になっても復帰できないでいます。ワクチンの接種は終わったのですが、それでも安心はできないのだとか。
まあ、趣味というのか、脳の訓練のためというのか、どちらも兼ねてのフルートですし、今更演奏会などを開ける程に上手になる訳でもなく、言うなればせいぜい老化の速度を少しでも遅くするためとでも言える程度のことですから、出来なくなったからと言って悩むほどのことではありませんが、それでも大いに気にはしています。

 

このコロナという病気の流行は、本当に大なり小なりの影響を数え上げきれないほど与えていると思います。中でも仕事に影響し、生活そのものが成り立たなくなってしまう人もいない訳ではないようですし、収入が心配という人も沢山いることは事実です。
先日も言いましたが、長引くにつれて、「大変だ」ということはもう無くなっちゃって、「何ちゃない」と感じてしまっている人が少しずつ増えてきているのではないでしょうか。
メディアなどから判断すると、そういう感じがします。

 

トイレの窓の外に、大きめの蜘蛛が巣を作りました。彼らは、引っかかる虫をただひたすら待つだけです。ひっかからないかも知れないのです。餌にありつけない日が何日続くのか。
どれくらい食べないでいられるのでしょうかね。何とも、出かけて行って攻撃し、獲物を捕るという仕組みになっていないだけに、見ていると不思議な生き方だなと思ってしまいます。
が、気がついてから四五日経ったでしょうか。今日見たら、何と獲物がかかったようです。
自分のことではなくても、何やらホッとしました。かかった獲物には気の毒ですが。待つ方も引っかかる方も、それが運命なのでしょうね。

 

今日は、やはり気温は30℃を超えていて暑いのですが、仕事は朝食前の草むしりをしただけです。体が心配ですからね。知らないうちに午後3時過ぎ頃に雨がちょっと降ったようです。せっかく乾かしたものが濡れてしまいました。降っても涼しくなりませんね。
暑い日に庭に撒いた水は、帰ってムンムン蒸し暑くなるだけで涼しく感じませんが、それと同じ感じになりました。

 
   ニシキギ  枝の茎に特徴があります

本を読んでいると、昔の地域のことを書いたものなのですが、地名で県名・市名・そして町名があり、その下に来る小字名と言うのがありますが、その小字名が書かれているとどの辺りの地域なのか、知るのに難儀します。今のネットの地図には、小字名が書かれていないからです。市のホームページにも出ていません。出ていたとしても、繁華街の旧町名くらいまでです。繁華街だけ優先とは、何となく差別を感じさせます。

 

小字名が知りたい理由は、昔の村の時代の頃に名付けられていた地域の位置が知りたいからです。
ついでに、郡という呼び名がありますが、今は郡はかなり消滅していますね。郡が無くなった県があるかもしれません。
その他に地域をひとまとめにした言い方には、郷(ごう)と言うものがあったとか。
私は良く分からないのですが、辞書に依ると、律令時代はともかく、近年では
「昔の郡内の一区域。数村を併せたもの。」と書いてありますが、それだけでは、どういう概念を持っていたのか私にはピンと来ない、と言うより全く何も感じ
られないです。

時代により、作られるものもあるでしょうが、次々に消えて行き、世代が次々と
変わっていくと、そういう名前の言葉を聞いても、さっぱり分からないという事が繰り返されて行くのかなと思いますね。


 


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