たまには、クラシック音楽を聴いてみてはいかがですか?
今日はバッハ:管弦楽組曲第1番です。
バッハの作品を代表するこの「管弦楽組曲」は、大変有名で名前だけなら、なんとなく知ってる方も多いこの曲。
全4曲からなるその作品の今回は第1番を紹介する訳ですが・・・。
バッハだけでなくて、バロック音楽を、ひいてはクラシック音楽を代表する「元祖クラシック!」みたいな曲なんですが・・・、
ハッキリ言うと、自分でも未だにこの曲の真価を理解出来ているのか?といわれると全くもって自信はありませんが・・・、(って毎回そうなんですケドね)
逆に、あんまり必要以上に構えない方が聴きやすいんですけどね、実際。
と、いう事でお気楽に・・・、
この時代(バロック)の特徴として比較的小編成で演奏されるように作曲されているこの曲ですが、今回の第1番は、管楽器がオーボエ、ファゴットのみ!という事もあって比較的オーボエが目立ちます・・・、が、それほど派手になる訳でもない。
控え目で、上品な感じは「バロック音楽」の特徴なのかもしれません。
序曲:オーボエと弦楽器がしなやかにはじまり、ゆっくりとそのフレーズを奏でると、
チェンバロがキラリとその合間を照らすようにリズムを刻みます。
低音のゆっくりとした伴奏もおだやかに、静かな序奏(イントロ)が終わると
テンポが少し速くなり、オーボエのメロディも軽やかに曲が始まります。
ふたつのオーボエがリズムとメロディを交えながら、ファゴットのリズムにのって、
軽快に曲を進めると、軽やかなリズムが踊りスムーズに進んでいきます。
そして、またヴァイオリンがゆっくりとしたフレーズに戻ると、
静かに終わっていきます。
クーラント:あっさりとしたオーボエのメロディがはじまり、
ほどよいテンポで淡々と曲が進んでいきます。軽やかに流れるオーボエと
ふわっとした弦楽器、サラリと聴かせるチェンバロ。
それぞれの楽器をあっさりと聴かせてくれます。
ガボット:弦楽器のシャキッとした感じにオーボエのフレーズが合わせるように、
ハキハキとしたテンポで、スッキリと聴かせてくれます。
途中から入るオーボエの二重奏がとても自然に曲に溶け込んでいますが、
ぴったりと息を合わせた見事な演奏を、あたりまえのようにスマートに
終えると、最後はきっちりと締めくくります。
フォルラーヌ:さらりと流れるヴァイオリンのフレーズにオーボエが合わせると、
コソコソとささやくような曲が進み、静かに終わります。
メヌエット:スッキリとしたメロディを、心地よいリズムにのせて
サクサクと曲が進んでいきます。
途中、弦楽器がなだらかになり、ゆっくりとその音色を聴かせると、
最初のスッキリフレーズにを聴かせて終わります。
ブーレ:やや弾んだ感じの曲調に変わり、オーボエもなんとなくトランペット風。
派手にはならないものの、曲を盛り上げていきます。
そして、オーボエの二重奏。軽やかにそのフレーズを奏でる音色がさわやかに響きます。
パスピエ:鮮やかなヴァイオリンの音色を聴かせ、しなやかにその音色を響かせます。
低音で弾みをつけると、オーボエの長めのソロが、朗々と気持ちよさそうに歌います。
息の長いソロが終わると、ヴァイオリンを交えて最後を演出して、
スッキリと終わります。
曲調は、ベートーヴェンやブラームスのように、「風格」とか「威厳」みたいにどっしりと構えた風ではありませんが、敢えて言うなら「気品」みたいな感じでしょうか。そういう意味での存在感はあると思います。
いずれにせよ、古くからの名曲である事には変わりはないでしょうが、あまり構えなくても、聴いていると結構スルッと入ってくる曲調なので、サクサクと次へ進む感じは聴きやすい曲と言えると思います。
≪オススメCD≫
コープマンでどうぞ
【コレってどんな曲】
喜:☆☆☆★★
怒:☆★★★★
哀:☆☆★★★
楽:☆☆☆★★
≪おすすめシチュエーション≫
「ゆったり」とした雰囲気を軽快に楽しめます。
今日はバッハ:管弦楽組曲第1番です。
バッハの作品を代表するこの「管弦楽組曲」は、大変有名で名前だけなら、なんとなく知ってる方も多いこの曲。
全4曲からなるその作品の今回は第1番を紹介する訳ですが・・・。
バッハだけでなくて、バロック音楽を、ひいてはクラシック音楽を代表する「元祖クラシック!」みたいな曲なんですが・・・、
ハッキリ言うと、自分でも未だにこの曲の真価を理解出来ているのか?といわれると全くもって自信はありませんが・・・、(って毎回そうなんですケドね)
逆に、あんまり必要以上に構えない方が聴きやすいんですけどね、実際。
と、いう事でお気楽に・・・、
この時代(バロック)の特徴として比較的小編成で演奏されるように作曲されているこの曲ですが、今回の第1番は、管楽器がオーボエ、ファゴットのみ!という事もあって比較的オーボエが目立ちます・・・、が、それほど派手になる訳でもない。
控え目で、上品な感じは「バロック音楽」の特徴なのかもしれません。
序曲:オーボエと弦楽器がしなやかにはじまり、ゆっくりとそのフレーズを奏でると、
チェンバロがキラリとその合間を照らすようにリズムを刻みます。
低音のゆっくりとした伴奏もおだやかに、静かな序奏(イントロ)が終わると
テンポが少し速くなり、オーボエのメロディも軽やかに曲が始まります。
ふたつのオーボエがリズムとメロディを交えながら、ファゴットのリズムにのって、
軽快に曲を進めると、軽やかなリズムが踊りスムーズに進んでいきます。
そして、またヴァイオリンがゆっくりとしたフレーズに戻ると、
静かに終わっていきます。
クーラント:あっさりとしたオーボエのメロディがはじまり、
ほどよいテンポで淡々と曲が進んでいきます。軽やかに流れるオーボエと
ふわっとした弦楽器、サラリと聴かせるチェンバロ。
それぞれの楽器をあっさりと聴かせてくれます。
ガボット:弦楽器のシャキッとした感じにオーボエのフレーズが合わせるように、
ハキハキとしたテンポで、スッキリと聴かせてくれます。
途中から入るオーボエの二重奏がとても自然に曲に溶け込んでいますが、
ぴったりと息を合わせた見事な演奏を、あたりまえのようにスマートに
終えると、最後はきっちりと締めくくります。
フォルラーヌ:さらりと流れるヴァイオリンのフレーズにオーボエが合わせると、
コソコソとささやくような曲が進み、静かに終わります。
メヌエット:スッキリとしたメロディを、心地よいリズムにのせて
サクサクと曲が進んでいきます。
途中、弦楽器がなだらかになり、ゆっくりとその音色を聴かせると、
最初のスッキリフレーズにを聴かせて終わります。
ブーレ:やや弾んだ感じの曲調に変わり、オーボエもなんとなくトランペット風。
派手にはならないものの、曲を盛り上げていきます。
そして、オーボエの二重奏。軽やかにそのフレーズを奏でる音色がさわやかに響きます。
パスピエ:鮮やかなヴァイオリンの音色を聴かせ、しなやかにその音色を響かせます。
低音で弾みをつけると、オーボエの長めのソロが、朗々と気持ちよさそうに歌います。
息の長いソロが終わると、ヴァイオリンを交えて最後を演出して、
スッキリと終わります。
曲調は、ベートーヴェンやブラームスのように、「風格」とか「威厳」みたいにどっしりと構えた風ではありませんが、敢えて言うなら「気品」みたいな感じでしょうか。そういう意味での存在感はあると思います。
いずれにせよ、古くからの名曲である事には変わりはないでしょうが、あまり構えなくても、聴いていると結構スルッと入ってくる曲調なので、サクサクと次へ進む感じは聴きやすい曲と言えると思います。
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【コレってどんな曲】
喜:☆☆☆★★
怒:☆★★★★
哀:☆☆★★★
楽:☆☆☆★★
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