緊急事態宣言が出されようとしている今
旅の話をするのは憚れますが、何せ２ヶ月も前のことですので
なにとぞご容赦を。
亀の歩み、いよいよ(？)完結です。
さて、亀末廣でお菓子を買い
京阪の祇園四条方面へ向かいます。
あそこへ行ってみたかったのです。
途中、八百一本館とか、嵩山堂はし本などに引っ掛かりつつ
案外迷うことなく（迷いようもないが）寿ビルディングに到着。
このビルにはミナペルホネンの他、ほぼ日のリアル店舗TOBICHIや
絵本専門店メリーゴーランド京都が入っています。
メリーゴーランドでは、さんざん悩んだあげく
帰りの電車で読み切ってしまえそうな薄さと、川上未映子の帯が決め手となり
「ボッティチェリ」というペーパーバックを買いました。
面白かったですよ、思いのほか。
感染して悪化するにつれ
どんどん美しくなっていくボッティチェリという病。
人々は毎朝、鏡をのぞいては自分の醜さに安堵するという話。
価値の逆転。
現実に、これまでの価値観なんて通用しなくなっているから
そのうち、この話のように美醜なんて意味をなさなくなるかも･･･どうでしょう？
ミナペルホネンはといえば
minä perhonen piece
minä perhonen materiaali
minä perhonen galleria
minä perhonen Kyoto
の4店舗が入っています。
生地のお店のmateriaaliは特に楽しかった･･･。
この布で茶道の稽古着を作ったらどうだろう、とか
まっすぐ縫い合わせて、ゴムを通したらギャザースカートになるのでは？とか
いろいろ空想しましたが
そう思って買ったリバティプリントが山ほど残っているではないかと
自分に言い聞かせて止めました。
ワンピースも素敵なのがありました。
七分袖でコクーンシルエット。
私、チビなので、なかなか似合うものが見つからないんだけど
「うわ･･･これ絶対似合っちゃう」って直感しました。
で、試着したら買っちゃう、って思ったから、試着しませんでした。へへ。
（だって、お値段が･･･）
受講中の社会人講座を無事卒業出来たら、試着しに行こう。
そんなこんなで物欲に抗いながら、ミナペルホネンを後にして
喫茶ソワレへ。超絶フェミニンな空間です。
こーんなカラフルなフルーツポンチが名物なんだけど（画像はHPより拝借）
コーヒー飲みました。
さすが、ちゃんと美味しかったです（当たり前か）。
ソワレで帰りの特急までの時間調整をして、帰阪。
とにかく、行きたいところへ行った近場のソロ旅でした。
コロナが収まったら、またぜひ。
（完）
