市の星月夜日記

織江市の短歌、エッセイ

しなはせて空には背骨走り出す朝の視線は海よりもらふ

2008-06-20 08:33:52 | Weblog


 朝の深呼吸。


 今日もあっちこっち。




 












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月のゆめ小夜脱け出していたずらな蛍火小鬼ぴょいぴょいファデット

2008-06-19 22:44:24 | Weblog


 いろいろな思い出がごちゃまぜになるほどきれいな月夜。


 もうpcはしまおうとおもったのだけれど、詠いたくなり。


 ジョルジュ・サンド。


 愛の妖精。ファデット、彼女も大好きだった。



 小鬼ぴょいぴょい、は知る人ぞ知る(たぶんたくさんのひとが知っている)やはり「ポーの一族」のなかから「エディス」に出てくる台詞。

 語呂がいいので、記憶に残っている。


 


 
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髪と指むつみあふ湯に貝殻と我が胎盤は避けて洗はむ

2008-06-19 18:51:44 | Weblog


 夜に。


 フィリピーノ・リッピから。














 







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雨のけはひ寄り添ふひとも追憶も隔たりぬ銀の少女のように

2008-06-19 17:13:42 | Weblog


 メリーベルに。「ポーの一族」

 
 わたしはとても彼女が好きだった。その性格。


 萩尾さんの造型するキャラクターは、どの作品もそれぞれはっきりした個性があって、飽きなかった。



 古典漫画の名作。


 むかしに読んで、まだ覚えている。







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指さきの薄荒れて夏の水くぐる手よ鈴鳴らすごとやさしかれ

2008-06-19 08:45:06 | Weblog


 わたしにも、なにかできるだろうか?


 そう思って始めたお仕事。


 未経験のことばかり。


 今日も前へ進めますように。


 夏の水。


 つめたさが気持ちいい。






 
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おぼろ夜の月光愛など読まなければ知らぬ童話のようなものかも

2008-06-18 22:13:25 | Weblog



 朧月夜。


 今夜、満月。



 



 






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まろがれし珠のごと白あじさいを夜ひとつ灯す狐のお宿

2008-06-18 19:57:23 | Weblog


 夜に。



 










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あけぐれに水のおぼめく空深み青澄む雨の明日は戻らむ

2008-06-18 08:10:57 | Weblog

 また梅雨ぐもり。湿度が高い。風もなく。


 今日はなんとか保ちそう。


 軒先に、鳩一羽ちょこんとこっちを覗く。


 ごめんね、もうごはんはやれない。


 ことこと、と鳩は足踏みしていたけれど……。


 わたしのこと覚えているんだなあ、とうれしいようなさびしいような。


 窓から離れて、また戻ったら、もう彼はいなかった。


 かしこい。




 紫陽花の画像、わたしの職場のお庭から。


 こじんまりとした日本庭園には、ちいさなあずまやなどあり、品のいい山野草、そこかしこ。


 猫が出入りするので、あずまやの壁で爪とぎして……と同僚のひとり、困り顔。


 めだかを放した水鉢には、金網をかぶせて猫対策。

 






 青い紫陽花が少なくなった気がする。赤系統、それから八重や改良品種などが目に付く。

 遠めには、だから紫陽花とも見えない。


 このお庭のものは、むかしふう。







 
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むらさきのまぼろし女人はゆうらりとひねりて化する夜の杜若

2008-06-17 19:58:55 | Weblog


 ユウラリイ……ポーの詩に。「ポーの一族」から。






















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汗あゆる髪巻きあげて風のまま樹にも夏にもひとつとならむ

2008-06-17 14:15:25 | Weblog

 さわやかなまひるま。


 六月。初夏の風は洗ったようにきれいだった。


 坂道を駆け下りる。


 とおりすがりの森に、木漏れ日がきらめく。


 まっしろな紫陽花の群落に視線が吸われる。


 光と影。夏の匂いが、森の下草からたちのぼる。


 言いようもなく森が好き。



 夏の森はことに。


 ああそうだ、萩尾望都さんの『ポーの一族』のなかで、好きだった話、

 「リデル森の中」


 エドガーとアラン。ヴァンパネラの少年ふたりに育てられたお人形のような少女リデル。


 夏の森に遊びながら育った。


 思い出すこといろいろ。


 


 


 

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アルファポリス