市の星月夜日記

織江市の短歌、エッセイ

網膜を撫づる淡紅(とき)いろ愛しつつ紫陽花の夢に窓ただよひぬ

2008-06-02 08:24:40 | Weblog

 雨の気配、午後から。


 夏日を経て、街角の紫陽花はいっそうふくらんだ。


 透明水彩のようないろどり、紫、薄紅、白、青、ときには斑入りや真紅さえ。


 街の輪郭が、雨にゆるく滲む季節。










 
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