「玲瓏」誌面で小黒さんにご高評いただいたことから、かつて古典文学を読みふけっていたころ書いた「源氏物語」についてのエッセイを
「さゆらもゆらに水晶虹彩」にアップしました。
「源氏物語」の原文朗読をパフォーマンスしていたころのもの。
『白鳥姫』におさめた源氏にまつわる和歌も、このころうたった。まだ現代短歌を知らない、わたしは三十代半ばだった。
山口椿さんのチェロ、伊万里さんのムーヴメント、であでやかな古典幻想を舞台にしていたこともあった。
それから十数年たって、それぞれさまざまに岐路が別れた。
感慨深い。