雪香の星月夜日記

山口雪香の歌がたり、ささやき、ひとりごと

埃拭いて窓を開きぬ梅雨晴れの青葉のごとく汗もあゆるよ

2013-06-04 11:35:50 | Weblog


 ひっこしのかたづけで日々が過ぎる。

 「汗あゆる」とは「枕草子」の中でみつけた言葉。ふしぎな語感なので、記憶にのこっていた。


 汗をかく、汗がにじむ……そのような意味なのだろうけれど、あゆる、というやわらかい響きが、古語らしくていいな、と。







 新居では、夜明けになると、近くの山からミソサザイや鶯のさえずりが聞こえる。
コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 紫陽花に小鳥も揺れるけもの... | トップ | 和紙の箱を撫でつつ捨つる色... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。