夜の海に。
しばらくたくさん本を読もう。秋だし。
「海の器」全編アップデート。この風変わりな物語のひそかな旅もようやくけじめがついた。
人間は変わる部分と変わらない部分がある、と良心的に考えている。
「海の器」は、『源氏物語』に倣って、組曲形式で書いた実質上の長編処女作になるので、あらためて清書しながら、今と以前の自分をつくづく比べてみた。
やっぱりいまの私のほうがいい、と思えた。
それにしても、二十代初めから、長年にわたり、いろいろな知識、技芸、根性をおしみなく教えてくれた椿さんに感謝する。
また色彩論なども、おいおいここにできるだけわかりやすく書いてゆこうと思う。
ヒーリングと心のクリーニングに色彩調和は効果があるから。
ありがとう。わたしといっしょにこの物語は旅をしていますね。のりんごさんの中でも、その旅が続いてくれたらいいなあ、と願います。