市の星月夜日記

織江市の短歌、エッセイ

産まざれば髪の涸れぬか湯に浮かぶオフェリアのごと雪を溶かしぬ

2008-06-13 20:08:30 | Weblog


 ダレカサンのブログで「髪は女の……」と。


 髪は昔から伸ばしっぱなし。洗いっぱなし。


 染めたこともないし、パーマも。


 まっすぐすとんと束ねるか、垂らし髪。

 
 洗い髪をくるっと巻いて、こう、すっと一本挿し(かんざしのこと)、それが江戸の粋、と椿さんの意見。


 こどもを産んでいたら、髪の具合も違ってしまうんだろうと思う。


 職場の女のひとたち、お茶のみ話で、出産経験なんか聞いていると、その迫力にたじたじとする。

 母は強い、と言うか。なまなましいというか。

 男のひとには聞かせられないような、すごい話になることもある。

 
 やっぱりそれは生死の修羅場なんでしょう。

 こわいような、うらやましいような。


 あの、オトメちっくな木ねずみさんもお母さんなのね。


 すごいなあ。







 画像は、ヴィジェ・ルブラン夫人の「少女」

 好きな画家。

 
 あどけない、やわらかい配色、肌の質感。



 
 

















 


 
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4 コメント

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Unknown (玉藻の前、こと深良マユミ)
2008-06-14 15:12:45
ダレカさんで~すしかし、昨日も今日も綺麗な晴天!!!
暑い!!

この絵の少女はビスク・ドールのごとくですね。というより、ビスク・ドールの作者達が、かつての貴婦人達の肖像画などをお手本にしたのでしょうね。
昨今はニッポンのものに耽溺しているわたくしですが、こういったOccidental の薫りも魅惑ですね。
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人形 (雪香)
2008-06-14 15:58:34

 ひとがたのごとつめたき頬に漂はす微笑は涙の果てと知りきや


 思いつくままです。

 雪の会にいらっしゃいますか?


 夏の雪。


 

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自分でも・・・ (木ねずみ)
2008-06-17 04:12:59
どうして自分が子供を産んだか(産めたか)時々不思議な気持ちになります。
妊娠中は、肌の調子がとても良かったです。女性ホルモンのせいでしょうか。。
子供を産んだ瞬間感激して泣いてしまう人もいるようですが、私は、どうしようと思ってしまいました。命の誕生を喜ぶ余裕はなかったです。。
オトメちっくだった頃もありましたね・・(笑)今ではすっかり母ちゃんです。ばってんおんぶをして、一度銀座のヴァニラ画廊に伺った事があります。。場違いでした
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それだから (雪香)
2008-06-17 08:21:30
アナタはオトメちっくなのよ~

木ねずみさんは安産だったそうですよね。赤ちゃんがおなかにいるとき元気な人は、お産も楽なのだそうです。

このごろ周囲でそんな話題が多くて、わたしはです。

帝王切開を繰り返して元気元気なママさんとか……。

ええ~、としか言いようがないのよ。


どっちみち未知の世界です。

「母はハハハ」というか(ナニ

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