雪香の星月夜日記

山口雪香の歌がたり、ささやき、ひとりごと

あどけなくミモザ檸檬を際立たせ春浅き少女ら素足伸ばせり

2010-02-04 20:11:09 | Weblog


 立春。




 

 そろそろ、あちこちで草木の花たちほころびる。眺めていると、とてもうれしい。


 木瓜、紅梅、白梅。椿、水仙の群落など。


 庭先の植え込み、最近の園芸品種では、パンジーやシクラメンが人気みたい。


 あざやかな原色の開花、あちこちで視界におどる。


 


 野に咲く早春の花は、つつましやかなものが多いのだけれど、そのなかで、ミモザのあかるさ、ことさらに目に立つ。

 これは……フランス由来の花だろうか。

 


 透明水彩のような檸檬イエロー、水仙と並んで、わたしには好ましい。

 騒々しさのない、すっきりしたはなやかさ。

 
 化粧っけのない、きりっとした少女のようにわたしには見える。ミモザ。



 素のままできれいな季節は、短いのだから。でも、さいきんの女の子たちはおしゃれやメイクが上手なので、びっくりする。

 
 真冬にも、彼女たちはナマ脚で、街を闊歩していた。


 うちがわのみずみずしさが透けるような素肌、いいな、と思う。



 


 

コメント
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