昨年、思い立って玲瓏短歌会に入りました。
ずっとひとりで詠ってきたのですが、歌や詩、言葉についてもっと枠をひろげてみたくなったから。
主宰者は塚本邦雄氏。『玲瓏』発行人は、御子息の青史氏です。先日この方の御著作『呉越舷舷』が集英社文庫から上梓されました。三国志ブームなどで、中国の歴史に対する関心が高まっているそうです。
ひさしぶりに、漢字たっぷりの密度の濃い頁に接しました。
男たちの死闘謀略の歴史の渦に翻弄され、利用される美女たちの姿に、やはりまず、関心がゆきます。
彼女たちが受身でなく、生死の瀬戸際で果敢に行動する姿は、あざやかです。まだぜんぶ読み終えてはいないのですが、彼女たちの運命を点々と読みたどるように頁をめくる自分に気がつきます。
うつくしくて果敢で……そして歴史という壮大な流れの中では、彼女たちの生死は、ほんの刹那の紅なのだけれども、男たちの死よりもけざやかに胸に迫るのは……
ずっとひとりで詠ってきたのですが、歌や詩、言葉についてもっと枠をひろげてみたくなったから。
主宰者は塚本邦雄氏。『玲瓏』発行人は、御子息の青史氏です。先日この方の御著作『呉越舷舷』が集英社文庫から上梓されました。三国志ブームなどで、中国の歴史に対する関心が高まっているそうです。
ひさしぶりに、漢字たっぷりの密度の濃い頁に接しました。
男たちの死闘謀略の歴史の渦に翻弄され、利用される美女たちの姿に、やはりまず、関心がゆきます。
彼女たちが受身でなく、生死の瀬戸際で果敢に行動する姿は、あざやかです。まだぜんぶ読み終えてはいないのですが、彼女たちの運命を点々と読みたどるように頁をめくる自分に気がつきます。
うつくしくて果敢で……そして歴史という壮大な流れの中では、彼女たちの生死は、ほんの刹那の紅なのだけれども、男たちの死よりもけざやかに胸に迫るのは……