C型肝炎問題を考える会 活動記

C型肝炎が”医原病”であることを明らかにし、広く救済することを目的とし活動している研究班のブログです。

調査報告を致しました

2008-11-04 21:22:45 | Weblog
函館市T地区の疫学調査報告を平成20年9月27日(土)の日本消化器病学会北海道地方会で報告してまいりました。

T地区の医療実態!!

2008-07-17 21:39:00 | Weblog
7月4日、5日再度函館市T地区を訪問。その地区で3代続いている開業医で働いていた看護師さんと函館市内でお会いしました。
彼女の話によるとこの開業医では昔より中学を卒業したばかりの女性たちが看護師の仕事を少なくとも2000年まで行っていたそうです。(当然、無資格ですが)
注射器がディスポ(使い捨て)に変わったのは1994(平成6)年で、それまではガラスの注射器と昔ながらの注射針を使用していました。
このことがC型肝炎蔓延と肝癌多発の原因と考えられます。

疫学調査に行ってきました

2008-05-25 08:20:13 | Weblog
函館のT地域は、空も海も美しい漁村ですが、「道を歩けばC型肝炎患者にあたる」と言えるほどC型肝炎ウイルスに汚染された町でした。
5月15日から21日まで、この町で漁業組合の協力を得て疫学調査を行い、大人の住民の一割の人から採血させていただくことが出来ました。函館市の保健所や支所の協力は得られず、むしろ妨害を受けて、住民の理解を得るのはなかなか大変でした。
5月25日、日本超音波学会でC型肝炎ウイルスの汚染地域の一つ夕張郡T町の疫学調査結果を発表し、この問題の一部を明らかにします。
また、8月には士別市A地域でC型肝炎ウイルスの疫学調査を予定しています。
北海道にある3つのC型肝炎ウイルスの汚染地域は、夕張郡T町、函館市T地区、士別市A地区です。
この3つの地域の汚染原因を明らかにできれば医原病C型肝炎の汚染の構図ははっきりと証明できるでしょう。

ブログ開設しました

2008-05-10 16:20:57 | Weblog
はじめまして。
「C型肝炎問題を考える会」は2006年11月12日に発足した会です。
この会の目的はC型肝炎が医原病(医者がつくった病気)であることを国民に明らかにし、医原病C型肝炎患者を広く救済することを目的にしたものです。
財団法人「北海道健康づくり財団」による標準化死亡率(全国のがん死を100として統計処理がされている)による肝がん多発地域(300前後)は北海道では3ヶ所あることが明らかにされています。
私たちは北海道の肝がん多発地域の疫学調査を行い、肝癌多発の原因を明らかにするために行動しています。
今後の活動を少しづつ報告していきますのでよろしくお願いします。