酔生夢死浪人日記

 日々、思いついたさまざまなことを気ままに綴っていく

春シーズンの締めくくり~博才ゼロ男の宝塚予想

2005-06-25 03:13:38 | 競馬


 俺に博才がないことは、皆さんがご存じの通りだ。GⅠは御託を並べて楽しんでいるが、他のレースはスタンスが違う。時計とにらめっこしながら馬場状態、ツキの流れ、馬体重、オッズをチェックしているが、泣けてくるほど当たらない。

 非才は承知ゆえ、他のギャンブルには手を出さないが、例外はロト6だ。自分に縁のある数字を3口分にアレンジしている。先日、半年分の出目をエクセルで資料化したが、眺めてみて愕然とする。俺の固定数字は殆んど「死に目」だったからだ。どうやら俺は、博打の神様から見放されたまま一生を終えることになりそうだ。

 さて、本題。宝塚記念の予想は、展開とペースを読むことが前提になる。昨年Vのタップダンスシチーはローエングリンの3番手につけ、3角先頭でしのぎ切った。前後半3Fは35秒6―36秒1だったが、今年も同様のラップを刻むのではなかろうか。他馬が行けば2~4番手でもいいと腹を括っているはずで、失速する場面は考えづらい。

 ゼンノロブロイは昨年、日経賞2着→天皇賞2着とオーソドックスな臨戦過程で挑んだが、4着に敗れた。有馬からの直行は2年前のシンボリクリスエス(1番人気で5着)と同じだが、厩舎の後輩でもあり、変則ローテは気になる。頼みのデザーモもごちゃつきやすい宝塚とは相性が良くないし、狙いを少し下げてみる。

 阪神芝2200㍍はトリッキーなコースで、トップ騎手は不利を「想定済み」でレースに臨むという。時計も掛かり始めているし(2分12秒台前半の決着?)、先行有利と考えるが、タップ以外に該当馬はいるだろうか。ビッグゴールド? ここ3走は逃げて結果を出しているが、前半3Fはすべて37秒台後半だし、Sペースが幸いしたとみていい。シルクフェイマス? 一つ外のビッグゴールドに被されて、内に閉じ込められるか、またも掛かってしまうか……、いずれにせよ最内枠が災いするような気がする。

 一頭忘れていないだろうか。強い、いや、強いかもしれない先行馬を。同距離のセントライト記念では前後半を35秒3―35秒4でまとめ、ベストパフォーマンスを見せたコスモバルクだ。鞍上の千葉津騎手は道営所属で、逃げに定評のある40歳のベテランだ。年も近いし親近感が湧いてくるではないか。予想というより、人馬セットで応援するというのが本当のところだ。

 グランプリゆえどの馬からでも狙えるが、上位人気を買う以上、馬券は絞るしかない。伏兵馬から選ぶならスイープトウショウか。安田記念では中団後ろを進み、アサクサデンエンを追い詰めた。先行有利とは矛盾するし、阪神も得意ではないが、前走で示した新境地に期待したい。

 結論。◎⑮タップダンスシチー、○⑦コスモバルク、▲⑥ゼンノロブロイ、△⑪スイープトウショウ。3連単は<⑮・⑦><⑮・⑦・⑥・⑪><⑦・⑥・⑪>の8通り。単勝、馬連、3連複はオッズ次第で考える。

 競馬も春シーズンの締めくくりだが、第7局までもつれた将棋の名人戦は、森内が羽生を破って防衛を果たした。NBAファイナル(スパーズV)ともども予想は外れたが、宝塚は果たして?

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