仙台地下鉄では12/3に南北線でダイヤ改正を行うことを発表した。改正概要は以下の通り。
●平日朝時間帯において8時台に1往復増発する。また、7:45~8:00の間に1便増発する。それに伴い7:30~7:45の間を1便削減する。
●データイム(9:00~16:00)の出車時刻を現行より1分30秒繰り下げる。
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東西線が開業して以来、2年ぶりの南北線のダイヤ改正。前回のダイヤ改正では土休日とデータイムの運転間隔が7.5分間隔になったが、今回のダイヤ改正ではラッシュ時に増発する他、データイムの時刻を修正するものとなった。
朝については、一部だけ変わっている表記だが、仙台場面で6時台から変わっている。泉中央行は617まで10分間隔だが、時刻が繰り上がり10分間隔が557までになっている。時刻の繰り上げで636の東京行はやぶさに乗るには、4分早い621着に乗らなければならない。富沢行については550、607、23、35と6時台前半間隔が開いていたのが、550、603、15、27、38と短縮される。627の列車から先述のはやぶさへの乗り換えはだいぶギリギリだ。
7時台後半は、列車の設定時間をスライドさせているというより、運転間隔を調整している感じになる。泉中央での時刻を見ると、721発から時刻を722発に繰り下げ、運転間隔を4分半から5分に変更する。725発は727発へと2分繰り下がるが、次は5分間隔を4分間隔に変更、以降も運転間隔を少しずつ短縮させ、754発は現行と変わらなくなる。ちなみに泉中央から仙台までの所要時間は16分ほど、間隔が開く時間帯は7時40分ぐらいになると思われる。
8時台というと、809までの3分間隔を815までに拡大、828から848までの4分半間隔を4分間隔に短縮させた上で、815~851まで4分間隔とさせる。秒単位まで分かれば正確な間隔がわかるのだけど。
データイムは、電車の発車時刻を1分半繰下げ、東西線との乗り換え時間を調整する。仙台駅発で見ると、泉中央行が00、08となっているのを02、09に、富沢行が04、11となっているのを05、13に繰り下げる。東西線は、八木山動物公園行が06、13、荒井行が01、08となっている。
最短乗り換え時間を4分と仮定すれば、現状ギリギリで接続しない荒井行から富沢行への乗り換えが可能となり、国際センターや青葉通一番町から長町方面への利便性が向上する。その一方、南北線から東西線への乗り換え時間は短くなる。例えば先ほど挙げた例と逆のケースで、長町方面から青葉通一番町方面への乗り換え時間は6分から4分になる。また、富沢行から荒井行への乗り換え時間も4分から3分と短縮し、接続しなくなる。長町から宮城野方面への流動は少なそうだけど。
一番楽なのは、3分45秒おきに、南北線の両方向の同時発着、東西線の両方向の同時発着を行なって、仙台で1分15秒停車させること。そうすれば、乗り換え時間が一律5分となり、普通に歩けば余裕で乗り換えができると思うのだけどね。
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