しーさるの鉄日記

駅降り行動 宗谷本線(永山~日進)


北海道での駅降り行動、2日目は宗谷本線を攻めていくことにした。駅降りした順序は以下の通り、数字は旭川の駅数。

5比布ー4北永山(歩)3永山ー7塩狩ー6蘭留(バス)9剣淵ー8和寒(バス)10士別ー13風連ー15名寄ー16日進(歩)15名寄ー11多寄(バス)12瑞穂ー14東風連

永山は相対式の快速停車駅、両ホームは稚内寄りの跨線橋で結ばれている。駅舎は右側ホームの稚内寄り、有人駅で7時から18時50分まで窓口業務を行う。旭川の市街地で利用客が多いが、周辺にはスーパーやコンビニがない。少し離れた大通りからは、旭川行のバスが出ており、こちらの方が便利そうだ。

北永山は右片面、稚内寄りに出口と小さな待合室がある。一部の普通列車は通過する。ホーム有効長は長く、朝礼台にはなってない。

比布は右側ホームに駅舎のある相対式の快速停車駅、両ホームは旭川寄りの跨線橋で結ばれている。以前は2面3線だったが、駅舎と逆側の線路が撤去され、今の形となった。一線スルーで、下り最終の1本前の名寄行以外は駅舎のある1番線からの発着となる。駅舎は2016年に建て替えれらたもの、ピピカフェという飲食店が入居して、10時から19時まで営業している。昔、ピップエレキバンのCMに使われたので、駅の掲示板にはその案内、駅前には顔出し写真スポットがある。
駅前広場は舗装されているが、車両進入禁止となっており、真ん中には木が一本とそれをベンチが取り囲んでいる。比布町の玄関口で民家が密集しているが、コンビニなどはない。

蘭留は右側に駅舎のある相対式、快速は朝上り、夕下りに1本ずつ停車する。右側ホームは稚内寄りにずれており、構内踏切は旭川寄りにある。旭川寄りからは右側から構内踏切手前まで横取線が分岐している。駅舎のない方の2番線からの発着は18時23分の快速名寄行だけだ。駅舎は1988年に改築、その中に入れないときは横の柵を開けて出入りすることになる。駅舎と逆側のホームの旭川寄りにも小さな出口がある。周辺は民家があるが1日の利用者は数人しかいない。

塩狩は左側に駅舎のある相対式、快速の一部が停車する。左側ホームは旭川寄りに、右側ホームは稚内寄りにずれており、構内踏切はその間にある。線路同士は離れているので、昔は中線があったと思われる。駅舎はホームの少し上にあり、出口の道路はその少し離れたところになる。駅舎の中には塩狩峠を越える蒸気機関車などの写真がある。右側の2番線ホームは上り列車4本(6時45分発、11時58分発、17時19分発、23時07分発)が発着、それ以外の上り列車と下り列車は駅舎のある1番線からの発着となる。駅近くには塩狩ヒュッテユースホステル、山の上に上がると三浦綾子旧宅を利用した塩狩峠記念館がある。道路を進んで、国道の方に出ると潰れたコンビニがある。構内踏切から駅舎と逆側には裏の森林への道路があるが、建物がないため利用者は皆無だと思われる。

和寒は左側ホームが片面で駅舎のある2面3線の特急停車駅、駅舎と逆側には側線2本と横取線がある。両ホームは跨線橋で結ばれており、右側の島式ホームが稚内寄りに、駅舎のある左側の片面ホームが旭川寄りにずれている。
6時34分の旭川行だけが3番線からの発着で、それ以外は下りは駅舎のある1番線、上りは2番線からの発着となる。駅舎は1988に建て替えられたもの、特急停車駅だが無人駅で駅舎の中はベンチが並べられているだけだ。券売機もないので、特急券などは車内で買うことになる。駅前広場は舗装されているが、バスはそこに乗り入れずに、国道を挟んだセイコーマート併設のバスターミナルから発着することになる。

剣淵は左側のほぼ旭川寄りに駅舎のある相対式の快速停車駅、両ホームは旭川寄りの跨線橋で結ばれている。1線スルーなので、駅舎と逆側の2番線から発着するのは14時10分の快速旭川行と21時23分の旭川行だけだ。駅舎は1988年に建て替えられたもの、絵本の郷のため、待合室には絵本が何冊も置かれている。また、地域の特産物を飾るショーケースもある。無人駅だが、駅前の丸八小沢商店という雑貨屋で、旭川、永山、和寒、士別、名寄までの乗車券を買うことができる。駅舎と逆の2番線からもカルビーの倉庫を抜ける砂利道の出口もある。

士別は相対式の特急停車駅、両ホームは稚内寄りの跨線橋で結ばれている。以前は2面3線だったが、3番線が使われなくなり線路も錆びている。有人駅で、6時から16時30分までみどりの窓口の営業を行っている。また、100キロまでの自由席特急券も買える券売機も設置されている。駅舎は国鉄時代からの平屋建てコンクリート造り、待合室には売店を兼ねた駅そば屋がある。駅前広場は広く、少し離れたバス停からは、士別軌道の毎時2本のループバスなどが発着する。周辺は栄えており、民家だけでなく飲食店や旅館が何軒かある。ただし、コンビニは少し離れたところになる。

多寄は左片面、以前は相対式で20メートルほど稚内寄りにあった。駅舎は1988年に建て替えられた新しいもの、段差は数十センチしかないがスロープが整備されている。駅前は砂利敷が広がっている。快速は10時台上り1本だけが停車する。

瑞穂は左側に板敷きの1両分片面ホームがある構造、出口は旭川寄りとなる。そこから少し離れたところに1978年に建てられた待合室がある。停車する普通列車は4往復だけだ。

風連は駅舎のある左側ホームが旭川寄りにずれている相対式の快速停車駅、両ホームはホーム端の跨線橋で結ばれている。旭川寄りからは横取線が駅舎と逆側に分岐していて、跨線橋の前で途切れている。1線スルーなので、駅舎と逆側の2番線から発着するのは13時46分発の旭川行だけだ。2番線ホームには並行して砂利道があるので、そこから外に出ることもできる。駅舎は1989年に建て替えられたもの、待合室には漫画本が何十冊かあった。駅前広場は舗装されているだけの広いもの、駅舎に隣接して駅舎と逆側への跨線橋がある。駅周辺は栄えており、コンビニやスーパー、食堂もある。国道沿いのバス停には、札幌方面への高速バスも発着する。

東風連は、カーブ上にある左片面、稚内寄りにホームに対して垂直の階段が降りており、プレハブ造りの待合室がその近くにある。来春、1.6キロ名寄寄りに名寄高校前駅を新設することに伴い、この東風連駅は廃駅になることが決まった。待合室には「長い間お疲れ様東風連駅」と大きく書いてあった。普通は4往復のみ停車する。近くには21線バス停があり、旭川方面へのバスが急行も含め停車、この駅の廃駅後は地元住民はバスを利用することになるだろう。

名寄は左側に駅舎のある2面3線、両ホームは旭川寄りの跨線橋で結ばれている。駅舎と逆側には側線が2本ある。特急列車は全て1番線発着、普通列車、快速列車は一部が1番線発着だが、2番線、3番線発着が多い。1番線は長い上屋があるのに対し、2、3番線は上屋がないので、1両分でも整備して欲しい所だ。駅舎は2018年に改修され、建設当時の外観を再現した赤い屋根のものになった。駅前広場は大きなロータリーが整備され、駅舎の前にはタクシー乗り場、左手にはバス乗り場がある。ロータリーに隣接して、名寄市の施設である駅前交流プラザ「よろーな」、さらにその隣にはスーパーがある。駅前通りはアーケード商店街になっていたが、開いていた店は少なかった。

日進は右片面の板張りの朝礼台ホーム、旭川寄りにに出口がある。出口からは砂利道が踏切から遠回りしているように伸びており、その途中に待合室がある。待合室の中は砂利が敷き詰めており、駅寝できないようになっている。塩狩駅同様、駅近くにはユースホステルがある。

東風連で駅降りを終えた後、新旭川のホテルへ向かった。

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