アジア映画巡礼

アジア映画にのめり込んでン十年、まだまだ熱くアジア映画を語ります

スペース・アーナンディ/インド映画講座第Ⅵ期<第3回>「インド映画と印パ問題」

2021-09-05 | インド映画

昨日は、インド映画講座第Ⅵ期<第2回>「『新たなるインド映画の世界』から/インド映画とカースト制度」の1回目の開催日でした。

取り上げた作品は『裁き』(2014/マラーティー語)と『僕の名はパリエルム・ペルマール』(2019/タミル語)の2本で、どちらも私の好きな作品だったため、つい力が入ってレジュメもいつもより量が多くなりました。また、昔我々が開催した映画祭の上映作品で、カースト差別や部族民差別などを取り上げた作品は、パンフレットのコピーを資料としてお配りするなどしたため、かなり充実した内容になったと思います。参加して下さった皆さんも熱心に聞いて下さり、ご質問も多く寄せられました。この1週間余り、いろいろ苦労したことが報われた思いでしたが、疲れ切って(の三乗ぐらい)本日午後までグダグダしていました。それにしても、じっくり見直すとさらによさがわかった2作品で、未見の方には絶対にご覧いただきたい作品です。

 

さて、そんな映画講座、次回は「インド映画と印パ問題」をテーマにして、次のように開催する予定です。よかったら、お早めにお申し込み下さい。(下は、パキスタンとインドの国旗です)

                     

スペース・アーナンディ/インド映画連続講座第Ⅵ期
「新たなるインド映画の世界」から
<第3回>インド映画と印パ問題~『URI/サージカル・ストライク』&
                    『バジュランギおじさんと、小さな迷子』

 スペース・アーナンディ「インド映画連続講座」は、定員を約半分に制限し、感染予防策を徹底させながら実施を続けています。今期第Ⅵ期「『新たなるインド映画の世界』から」の第3回は、「イン映画と印パ問題」というタイトルで、「インドとパキスタン問題~かくも長き確執」(P55/執筆:松岡環)及び「インド映画と戦争」(P98/執筆:高倉嘉男)を参照しながら、『URI/サージカル・ストラク』(2019/ヒンディー語)と『バジュランギおじさんと、小さな迷子』(2016/ヒンディー語)を見ていきす。また、印パ間の戦闘を描いた『レッド・マウンテン(原題:LOC- Kargil)』(2003/ヒンディー語)とデザート・フォース(原題:Border)』(1997/ヒンディー語)、ならびに分離独立時の悲劇とその後の印パ関係が登場する『ミルカ』(2013/ヒンディー語)にも、少し言及する予定です。 
  印パ問題は、両国が独立した1947年から現在まで、70年以上にわたって両国に刺さった棘のように国民を分断し続けています。インド映画では、3回の戦争を含む軍事衝突や、分離独立により引き起された様々な悲劇、さらには両国のエージェントによるスパイ合戦なども描かれてきていますが、近年はイスラーム教徒過激派ゲリラによってインド側が襲撃される事件も相次ぎ、彼らをパキスタンと一体とみなして、“敵”として描く作品が多くなっています。『URI』も、2016年にウリにあるインド軍基地がイスラーム教徒過激派ゲリラに襲われ、その報復としてパキスタン領カシミールにサージカル・ストイク(ピンポイント攻撃)をかけるストーリーなのですが、描き方が従来の印パ戦争映画とはちょっ変わってきています。また、『バジュランギおじさんと、小さな迷子』では、パキスタン側の拷問なども登場するものの、根底にあるのは両国民はわかり合えるのだ、という主張です。そんんな最近の変化を検証しながら、映画に表れた印パ関係を見ていきます。

  

  日時:2021年 11月6日(土)  15:00~17:30(お好きな日をお選び下さい)
                  11月20日(土) 15:00~17:30 
                  12月4日(土)     15:00~17:30 
 場所:スペース・アーナンディ(東急田園都市線高津駅<渋谷から各停18分>下車1分)
 定員:11名
 講座料:¥2,500(含む資料&テキスト代)
 講師:松岡 環(まつおか たまき)
                                                      
 今回も、①定員は約半分、ソーシャル・ディスタンスを確保する、②参加者はマスク着用、手の消毒も徹底する、③会場は消毒を励行、換気も徹底する、④その他、できうる限りの感染予防策を取る、いう点に注意して実施しますが、第5波も感染者数が減ってきているとはいえ変異株の流行が顕著になっている状態なので、状況次第では中止のご連絡をするかも知れません。その点、悪しからずご了承下さい。
 ご予約は、スペース・アーナンディのHP「受講申し込み」からどうぞ。ご予約下さった方には、ご予約確認と共に、スペース・アーナンディの地図をメール送付致します。床におザブトンをひいて座っていただく形になりますので、楽な服装でお越し下さい(申し訳ないのですが、スペースの関係上イスはご用意できません。悪しからずご了承下さい)。皆様とお目にかかれるのを楽しみにしております。
<シリーズ次回以降の予定>
 続くテーマは「宗教」(P.130)、「踊り」(P.120)の予定ですが、もしご希望のテーマがありましたら検討致します。   

                     

では、またインド映画講座でお目にかかりましょう! 来週の日曜日、9月12日は、朝日カルチャーセンター新宿のハイブリッド講座でもお目にかかるのを楽しみにしています!! そうそう、7週間続いた渋谷のシアター・イメージフォーラムでの『ジャッリカットゥ 牛の怒り』の上映は、残念ながら9月3日(金)で終了しました。水牛さん、長い間の逃走@トーキョー、お疲れ様でした。他の劇場ではまだまだ上映が続いていますので、各地の皆様、どうぞ逃げる水牛さんを追いかけて下さいね。「モーちょっと暴れるぞォ~」の水牛さん、これからもどんどん突っ走れ!!!!!

 


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